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夏に生理の経血量が多い・蒸れが気になる理由と対策|受診の目安も解説

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暑さで汗ばむ季節、生理中のナプキンのムレやかゆみに悩んでいませんか。経血量がいつもより多く感じられて、不安になることもあるかもしれません。

この記事では、夏に生理の経血量やムレが気になりやすい理由と、経血量が多いときに考えられる原因、受診の目安、快適に過ごすためのセルフケアまで解説します。

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尾崎 功治

記事の監修

尾崎 功治 医師

北京大学医学部卒業後、中国医師免許・日本医師免許を両国で取得。帰国後、都内大学病院・総合診療科常勤医として勤務し外国人患者に特化した診療・医療インバウンドに従事。現マーチクリニック院長として外国籍患者の診療や医療インバウンドを行う傍ら、前職エンジニアで現在も医療アプリの開発・コンサルテーション等、医療分野における事業展開のサポートに携わる。
【所属学会】
日本美容皮膚科学会・国際臨床医学会所属
マーチクリニック

夏に生理の経血量やムレが気になりやすい理由

要点: 夏は汗や湿度の影響でナプキンがムレやすく、経血量も体感的に多く感じられやすい季節です。

汗と湿度でナプキンがムレやすくなる仕組み

気温や湿度が高い夏は、デリケートゾーンが汗でムレやすく、ナプキンを長時間使用しているとムレやかゆみを感じやすくなると言われています。特に外出先で長時間ナプキンを交換できないと、ムレが悪化しやすい傾向があるようです。

体感的に経血量が多く感じられる要因

汗による水分バランスの変化や、冷房と外気温の差による血行の変動などから、経血量そのものは変わらなくても「多く感じる」と感じる方もいるようです。ただし、実際に経血量が増えている場合もあるため、思い込みで判断せず変化に注意しておくことが大切です。

汗疹・かぶれなど夏特有の肌トラブル

汗やムレが続くと、デリケートゾーンに汗疹やかぶれが生じやすくなるとされています。かゆみや赤みが続く場合は、ナプキンの素材や交換頻度を見直すとともに、症状が改善しないときは婦人科への相談も検討してみてください。

経血量が多いときに考えられる原因

要点: 経血量が多い背景には、ホルモンバランスの乱れだけでなく子宮の病気が関わっている場合もあるとされています。

ホルモンバランスの乱れ

ストレスや不規則な生活、急激な気温変化などにより、ホルモンバランスが乱れると経血量に影響が出ることがあると言われています。

子宮筋腫・子宮内膜症・子宮腺筋症・子宮ポリープ

経血量が多い、レバー状の塊が出る、生理痛が強いといった症状の背景に、子宮筋腫や子宮内膜症、子宮腺筋症、子宮ポリープなどが関わっているケースもあるとされています。

血液の病気や甲状腺疾患など

まれに血液の病気や甲状腺疾患が経血量の増加に関係している場合もあると言われています。気になる症状が続くときは、自己判断せず医療機関を受診することが勧められています。

受診の目安とチェックポイント

要点: ナプキンが1時間ももたない、レバー状の塊が頻繁に出るなどの症状があれば、早めの受診を検討しましょう。

このような症状があれば早めの受診を

以下のような症状が続く場合は、婦人科への相談を検討してみてください。

  • 昼用ナプキンが1時間ももたない
  • レバー状の塊がたびたび出る
  • 経血量の多い日が4日以上続く
  • 生理以外の日にも出血がある

経血量やナプキンの交換回数を記録する習慣

受診の際は、経血量やナプキンの交換回数、生理周期をメモしておくと、医師に状況を伝えやすくなるとされています。生理管理アプリなどを活用するのもひとつの方法です。

経血量が多いときの治療法

要点: 経血量が多い場合の治療法には、低用量ピルなどの薬物療法と、原因疾患に応じた手術療法があります。

薬物療法(低用量ピルなど)

経血量が多い場合、低用量ピルなどのホルモン剤で周期をコントロールする薬物療法が選択肢のひとつとされています。低用量ピルは経血量の減少や生理痛の緩和が期待できるとされていますが、体質や持病によっては使用できない場合もあるため、医師との相談が必要です。

手術療法

子宮筋腫やポリープなど、原因となる病気がある場合には、その大きさや症状に応じて手術療法が検討されることもあると言われています。

夏の生理を快適に過ごすセルフケア

要点: ナプキン選びや水分・鉄分補給を工夫することで、夏の生理特有のムレや不快感をやわらげやすくなります。

ムレを防ぐナプキン・下着の選び方

通気性の良い下着や、こまめなナプキン交換はムレ対策の基本とされています。経血量が多い日は昼用でも早めの交換を意識してみましょう。

鉄分を補って貧血を防ぐ

経血量が多いと鉄分が失われやすく、貧血につながることがあると言われています。レバーやほうれん草、赤身肉など鉄分を多く含む食品を意識的に取り入れることが勧められています。

アルコールやカフェインを控える

アルコールやカフェインの摂りすぎは、血行や睡眠の質に影響することがあるとされています。生理中は控えめにし、水分補給はこまめに行うことを心がけましょう。

海やプールの予定がある人は「月経移動」も選択肢に

夏休みに海やプールの予定がある場合、低用量ピルなどを使って生理の時期をずらす「月経移動」という方法もあります。旅行やイベントの予定に合わせて、早めに医師へ相談してみるのもひとつの方法です。

よくある質問

夏になると生理の経血量が増える気がするのは本当?

汗による水分バランスの変化などから経血量が多く感じられることがあるとされていますが、実際に増えている場合もあるため、変化が続くときは婦人科に相談してみましょう。

生理中に海やプールに入っても大丈夫?

タンポンや専用の生理用品を使用すれば入水できるとされていますが、衛生面から長時間の使用は避け、こまめな交換を心がけることが勧められています。

経血量が多い日にナプキンが漏れやすいのはなぜ?

経血量は体質や体調によって変動するため、量が多い日は夜用ナプキンの併用やこまめな交換で対応することが勧められています。

低用量ピルで経血量は本当に減るの?

低用量ピルの服用により経血量が減少しやすくなるとされていますが、効果には個人差があるため、医師と相談しながら自分に合った方法を選ぶことが大切です。

月経移動はどのくらい前から準備すればいい?

月経移動を希望する場合は、予定より早めに医師へ相談することが勧められています。移動させたい時期や体調によって準備期間が変わるためです。

夏の生理の経血量・ムレのまとめ

  • 夏は汗や湿度の影響でナプキンがムレやすく、経血量も多く感じられやすい
  • 経血量が多い背景にはホルモンバランスの乱れや子宮の病気が関わることもある
  • ナプキンが1時間ももたない、塊が頻繁に出るなどの症状は受診の目安
  • 鉄分補給や通気性の良い下着など、セルフケアで夏の不快感を軽減できる

夏の生理のムレや経血量の悩みは、セルフケアだけで様子を見るのではなく、気になる症状があれば早めに医療機関へ相談することが安心につながります。エニピルでは、低用量ピルのオンライン診療・処方を行っています。生理の悩みや月経移動の相談にも、まずは気軽に検討してみてはいかがでしょうか。

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