ショーツ型ナプキンの使い方|上からパンツや漏れる原因
先に答え
ショーツ型ナプキンは、ふだんの下着のかわりに履いて使う生理用品で、基本的に上からパンツは重ねません。経血が多い日や夜の漏れ対策として広く使われているもので、恥ずかしいものではありません。
もつ時間は製品や経血量によって異なるため、パッケージの表示を確認し、こまめな交換を心がけるのが基本とされています。
ショーツ型でも漏れる、短時間でいっぱいになる場合は、経血量が多い可能性もあるため婦人科への相談も選択肢です。
多い日の夜や長い外出では、普通のナプキンだと漏れが気になりますよね。ショーツ型ナプキンは、そんな日のために使われている一般的な生理用品です。
最近はXで「パンツタイプのナプキンを見て引かれた」という話に共感の声が多く集まりました。引け目を感じる必要はありません。
こんな人に向けた記事です
- 多い日の夜や長時間の外出で、ナプキンの漏れが不安な人
- ショーツ型ナプキンの履き方・もつ時間・捨て方を知りたい人
- 毎回ショーツ型や夜用でないと不安で、自分の経血量が気になっている人
ショーツ型ナプキンの上からパンツは履く?普通のナプキンとの違い
ショーツ型ナプキンは、ふだんの下着のかわりに履くものなので、上から別のパンツは重ねないのが基本です。ナプキン自体が下着の形をしていて、前から後ろまで広く経血を受け止める作りになっています。

普通のナプキンは下着に貼って使いますが、ショーツ型は体に沿ってぐるりと覆うため、ずれにくく横や後ろへの漏れを防ぎやすいと言われています。違いを整理すると次のとおりです。
| 種類 | 特徴 | 向いている場面 | 気をつけたい点 |
|---|---|---|---|
| 普通のナプキン | 下着に貼って使う。サイズや厚みの種類が多い | 日中や経血が少なめの日 | 寝返りや動きでずれることがある |
| 夜用ナプキン | 長めで後ろが広い | 就寝中や多い日 | 体型や寝姿勢によっては横から漏れることがある |
| ショーツ型ナプキン | 下着の形で全体を覆う使い捨てタイプ | 経血が多い日、夜、長時間の外出 | サイズが合わないと隙間ができる |
| 吸水ショーツ | 洗って繰り返し使う下着タイプ | ナプキンの補助や少量の日 | 洗濯や乾燥の手間がある。製品ごとに吸収量が異なる |
※個人差があります。製品ごとの使用方法・吸収量の表示を優先してください。
どれが正解ということはなく、経血量やその日の予定に合わせて選んで問題ありません。パートナーや身近な人に説明するときも、「経血が多い日の漏れ対策に使う生理用品」と伝えれば十分です。
経血量が多くて毎回ショーツ型が手放せない場合は、後半で触れるとおりオンラインで医師に相談するという方法もあります。
ショーツ型ナプキンの使い方と捨て方は?
使い方は、普通の下着と同じように履き、前後の向きとフィット感を確認するだけです。捨て方は、使用後に汚れた面を内側に丸め、付属のテープや袋で包んで捨てるのが一般的です。
- ウエストと足まわりを軽く広げ、座った姿勢で足を通して履く。前後の向きは製品の表示で確認する
- お尻側まで引き上げ、ウエストと脚まわりにねじれや隙間がないかを確かめる
- 交換時は脱いだあと汚れた面を内側に丸め、テープで留めて個包装や袋に入れ、ごみ箱に捨てる
トイレに流すとつまりの原因になるため、必ずごみとして捨てます。自治体によってごみの分別が異なる場合もあるので、お住まいの地域の案内を確認してください。
どんな日に使うといい?何時間もつ?
ショーツ型ナプキンは、経血が多い日、夜、動きの多い外出、漏れが心配な日に向いているとされています。もつ時間は経血量と製品によって変わるため、一律の時間は決められません。
製品には「最長〇時間」といった表示がありますが、これは条件を決めた試験にもとづく目安です。経血が多い日はそれより早くいっぱいになることもあります。時間ではなく、「表面のぬれた感じ」「重さ」「においや蒸れ」で交換を考えるほうが現実的です。
長く着けっぱなしにすると、蒸れやかぶれ、においの原因になると言われています。表示の時間内でも、気になったら早めに交換しましょう。
夜は寝る直前に新しいものへ替え、起きたらすぐ交換するのが基本です。昼間に使うときは、トイレに行けるタイミングで一度確認すると安心です。交換時間の目安は製品や経血量で異なるため、迷ったら医師・薬剤師に相談してください。
ショーツ型ナプキンで漏れるのはなぜ?
ショーツ型でも漏れる主な原因は、サイズが合っていない、交換の間隔があいた、寝姿勢で経血が流れる、の3つと考えられています。

サイズが合っていないとき
きつすぎると食い込んで吸収体がずれ、ゆるすぎると隙間ができます。ヒップサイズに合うサイズを製品の表示で選び、履いたあとは引き上げてフィット感を整えてください。
交換の間隔があいたとき・寝ているとき
吸収の限界を超えると、どんな形でも漏れます。経血が多い日は、少し早めに交換するほうが安心です。寝ている間は、仰向けでは後ろ側に経血がたまりやすいと言われています。お尻側が広いタイプを選ぶ、起きる時間に合わせて交換する、といった工夫が役立つ場合があります。
ショーツ型でも漏れる…経血量が多いときはどうする?
ショーツ型や夜用でも頻繁に漏れる、短時間でいっぱいになるなら、経血量が多いサインかもしれないため、婦人科への相談を考えてみましょう。経血量の「普通」は個人差が大きく、自分では比べにくいものです。
| 目安 | 様子見でよいことが多い | 相談したい |
|---|---|---|
| 漏れ方 | 多い日だけ、サイズや交換の工夫で防げる | ショーツ型でも毎回のように漏れる |
| ナプキンの減り方 | 多い日でも表示の時間は保てる | 1〜2時間でいっぱいになる |
| 生活への影響 | 外出や睡眠にあまり支障がない | 外出や仕事、夜の睡眠に支障が出ている |
※個人差があります。経血量の判断は医師の診察を優先してください。

過多月経の可能性や、その背景にある原因を調べるために、婦人科では問診や検査が行われます。治療の選択肢としては、鎮痛剤、漢方、低用量ピル、子宮内にホルモンを放出する器具など、原因や希望に応じていくつかの方法があります。
低用量ピルは、経血量が減ることがあると言われていますが、効果には個人差があり、必ず減るとは限りません。服用できない人もいるため、医師と相談して決めることが大切です。
相談の目安チェック
1つでも当てはまる場合は、婦人科で相談してみましょう。オンライン診療で相談できる場合もあります。
よくある質問
ショーツ型ナプキンは昼間も使えますか?
使えます。昼用として使える薄型の製品もあります。夜用だけのものではないため、動きの多い日や外出時にも選べます。製品ごとの表示を確認してください。
ショーツ型ナプキンは洗って繰り返し使えますか?
使い捨てのショーツ型は、洗って繰り返し使う設計ではありません。洗って繰り返し使うのは吸水ショーツです。製品の使用方法を確認してください。
吸水ショーツとショーツ型ナプキンはどちらがよいですか?
どちらが優れているというものではなく、経血量や生活に合わせて選びます。手軽さを重視するなら使い捨て、洗濯の手間を許容できるなら吸水ショーツ、という考え方があります。
自分の経血量が多いかどうかは自分で分かりますか?
経血量は個人差が大きく、自分だけで判断するのは難しいとされています。ショーツ型でも漏れる、短時間でいっぱいになるなど、困りごとがあれば婦人科で相談してみてください。
低用量ピルを飲めば経血量は減りますか?
経血量が減ることがあると言われていますが、効果には個人差があり、必ず減るとは限りません。体質や持病によって服用できない場合もあるため、医師に相談してください。
ショーツ型ナプキンのまとめ
ショーツ型ナプキンは、経血が多い日や夜の漏れ対策として一般的に使われている生理用品です。自分に合う使い方を見つけて、安心して過ごせる日を増やしていきましょう。
まとめ
- ショーツ型ナプキンは下着のかわりに履くもので、上からパンツは重ねない
- もつ時間は経血量と製品で変わるため、表示を参考にこまめに交換する
- 漏れる原因はサイズ・交換の間隔・寝姿勢が中心で、工夫で防げることもある
- ショーツ型でも漏れる、短時間でいっぱいになるときは婦人科への相談も選択肢
経血量の悩みは、ひとりで抱え込まなくて大丈夫です。エニピルでは、低用量ピルのオンライン診療・処方を行っています。治療の選択肢の一つとして、気になる方は医師に相談してみてください。
この記事は一般的な情報をまとめたもので、診断や治療に代わるものではありません。症状や服用中の薬について不安がある場合は、医師・薬剤師に相談してください。
