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ピルで性欲が落ちるって本当?ピルと性事情に関する噂を解説

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「ピルを飲むと性欲が落ちるって聞いたけど、本当なの?」「避妊のためにピルを使いたいけど、パートナーとの関係に影響しないか心配」といった不安や疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

本記事では、低用量ピルと性欲の関係について、医学的根拠に基づいて詳しく解説します。

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ピルと性欲の関係性とは?医学的な真実を解説

ピルが性欲に与える影響については、様々な噂が飛び交っていますが、実際のところはどうなのでしょうか。

黄体ホルモン(プロゲステロン)と卵胞ホルモン(エストロゲン)を含む低用量ピルが性欲に与える影響については、個人差が非常に大きいことが分かっています。

ピルが性欲に影響する可能性のあるメカニズム

低用量ピルに含まれるホルモンは、体内のホルモンバランスに影響を与えます。

特に、ピルは卵巣からの男性ホルモン(テストステロン)の分泌を抑制する作用があります。

テストステロンは女性の性欲にも関係しているため、これが減少することで性欲が低下する可能性があるのです。

しかし、この影響は全ての女性に同じように現れるわけではなく、むしろ少数派であることが研究から示されています。

実際には、ピルの服用によって性欲が上がるという報告も存在します

これは、ピルによって生理痛やPMSが改善されたり、避妊の心配がなくなったりすることで、性生活にポジティブな影響がもたらされるためと考えられています。

ピルと性欲に関する研究結果

医学研究によると、低用量ピルを服用している女性の約15~20%が性欲の減退を報告していますが、逆に性欲が向上したと感じる女性も約10%存在しています。

残りの大多数(約70%)は性欲に顕著な変化を感じていません

このことから、ピルが必ずしも性欲を低下させるわけではないことが分かります。

性欲は心理的要因や関係性、ストレスなど多くの要素が複雑に絡み合って決まるものであり、ピルの影響だけで単純に判断することはできません。

ピルの種類によって性欲への影響は異なる?

ピルの種類によって配合されるホルモンの種類やバランスが異なるため、性欲への影響もピルごとに変わってきます。

ピルの種類と効果の比較

ピルの種類 男性ホルモン抑制効果 性欲への影響の可能性 その他の特徴
ルナベル 中程度 比較的少ない 月経量減少効果が高い
アンジュ・トリキュラー 弱い 少ない 男性ホルモン作用あり
ヤーズ・ドロエチ 強い やや高い 月経痛・ニキビに効果的
マーベロン・ファボワール 非常に強い 高い ニキビ・多毛症に効果的

上記の表からわかるように、男性ホルモンの抑制効果が強いピルほど、性欲低下のリスクが高まる傾向があります。

特に、マーベロンやファボワールなどは男性ホルモン抑制効果が非常に強いため、性欲低下を感じる方が比較的多いとされています。

低用量ピルの主成分と性欲の関係

低用量ピルには主に2種類のホルモン成分が含まれています。一つは卵胞ホルモン(エチニルエストラジオール)で、もう一つは黄体ホルモン(レボノルゲストレルやデソゲストレルなど)です。

特に黄体ホルモンの種類や量が、性欲への影響を左右する重要な要素となります。

レボノルゲストレルを含むピル(トリキュラーなど)は、むしろ男性ホルモン作用があるため、性欲低下の可能性が低いとされています。

一方で、ドロスピレノンやデソゲストレルなどを含むピル(ヤーズやマーベロンなど)は、男性ホルモンの作用を強く抑制するため、性欲低下のリスクが高まる可能性があります

ただし、このような作用はニキビや多毛症の改善には有効です。

自分に合ったピルの選び方

ピルを選ぶ際には、避妊効果だけでなく、副作用のリスクや他の効果も含めて総合的に判断することが大切です。

最終的には、必ず産婦人科医に相談した上で、自分の体質や症状に合ったピルを選ぶことが何よりも重要です。

医師との十分な相談を通じて、最適なピルを見つけましょう。

ピルで性欲が低下した場合の対処法

もしピルを服用してから性欲の低下を感じるようになったとしても、いくつかの対処方法があります。

あきらめる前に、以下の選択肢を検討してみましょう。

ピルの種類を変更する

性欲低下を感じている場合、まず考えられる対処法は、ピルの種類を変更することです。

先ほど説明したように、男性ホルモンの抑制効果が弱いピルに変更することで、症状が改善する可能性があります。

特にマーベロンやヤーズなどから、アンジュやトリキュラーなどへの変更を検討してみる価値があります

ただし、ピルの変更は必ず医師の指導のもとで行い、自己判断では行わないようにしましょう。

新しいピルに変更してからも、最低3周期(約3ヶ月)は継続して服用し、体がホルモンバランスに適応する時間を与えることが重要です

最初の1~2ヶ月で判断するのではなく、少し長い目で様子を見ましょう。

ホルモン以外の性欲の要因に目を向ける

性欲の低下はピルだけが原因とは限りません。

心理的な要因やストレス、疲労、パートナーとの関係性など、様々な要素が関わっています。

ピル以外の要因を見直すことで、性欲の問題が改善する可能性もあります

  • 十分な睡眠を取り、疲労を溜めないようにする
  • ストレスを軽減するためのリラクゼーション法を取り入れる
  • パートナーとのコミュニケーションを大切にする
  • 適度な運動を心がける(運動は性欲向上に効果的)
  • バランスの良い食事を心がける

性欲は身体的・精神的健康の状態を反映することが多いため、全体的な健康管理が性欲の改善にもつながります。

長期間にわたって性欲の問題が続く場合は、婦人科医だけでなく、専門のカウンセラーや性機能障害を専門とする医師に相談することも検討してください

他の避妊方法を検討する

どうしてもピルによる性欲低下が著しく、生活の質に大きな影響を与えている場合は、他の避妊方法への切り替えを検討することも選択肢の一つです。

ホルモンを含まない避妊方法としては、銅付加IUD(子宮内避妊具)やコンドームなどがあります

特に銅付加IUDは、ホルモンを使用せずに高い避妊効果が得られるため、ピルの副作用に悩む女性にとって良い選択肢となることがあります。

また、パートナーと協力して避妊を行うことも大切です

避妊の責任を女性だけが負うのではなく、パートナーと共有し、お互いにとって最適な方法を見つけることが理想的です。

ピルで性欲が向上する可能性もある?予想外のメリット

ピルに関しては性欲低下のリスクばかりが取り上げられがちですが、実はピルの服用によって性欲が向上するケースも少なくありません。

避妊の安心感がもたらす心理的効果

ピルの最大の効果は何と言っても高い避妊効果です。正しく服用すれば99%以上の避妊効果があるとされています。

「妊娠するかもしれない」という不安から解放されることで、性行為に対してより積極的になれる女性も多いのです。

避妊の心配なく性生活を楽しめることは、心理的な解放感をもたらし、性欲の向上につながる可能性があります。

また、コンドームのような性行為の直前に用意する避妊法と違い、ピルは事前に服用しておくため、自然な流れで性行為に移行できることも大きなメリットです。

これにより、より自発的で積極的な性行動につながることがあります。

ホルモンバランスの安定化による効果

低用量ピルはホルモンバランスを安定させる効果があります。

月経周期に伴うホルモンの大きな変動が抑えられることで、気分の浮き沈みが少なくなり、精神的な安定をもたらすことがあります。

精神的に安定していることは、健全な性欲を維持する上で重要な要素です。

特に、ホルモンバランスの乱れによる気分の変動が激しかった女性にとっては、ピルによる安定化が性生活の質の向上につながることがあります。

また、一部の女性からは、ピルの服用によって皮脂分泌が抑えられ、肌荒れやニキビが改善したという報告がされています。

外見の悩みが減ることで自己肯定感が高まり、結果として性欲にもポジティブな影響を与えることがあるのです。

ピルを服用する前に知っておきたいこと

性欲への影響について理解したところで、ピルを服用する前に知っておくべき基本的な情報をご紹介します。

ピルの正しい服用方法

ピルの効果を最大限に発揮し、副作用を最小限に抑えるためには、正しい服用方法を守ることが重要です。

基本的には毎日同じ時間帯に1錠ずつ服用します

時間にずれが生じると、効果が低下する可能性があります。

  • 21錠タイプ:21日間服用後、7日間の休薬期間を設ける
  • 28錠タイプ:28日間連続で服用(後半7錠は偽薬)

服用を忘れた場合は、思い出した時点ですぐに服用し、次の錠剤は通常の時間に服用します。

12時間以上経過している場合は、避妊効果が低下している可能性があるため注意が必要です。

服用開始から7日間は避妊効果が完全ではないため、別の避妊法と併用することをおすすめします

また、嘔吐や下痢があった場合も吸収が不十分となり、効果が低下する可能性があります。

ピルの主な副作用と対処法

ピルにはいくつかの副作用があり、その対処法を知っておくことが重要です。

最も一般的な副作用は、吐き気、頭痛、不正出血などですが、これらは服用を続けるうちに落ち着くことが多いとされています

  • 吐き気→食後や就寝前に服用する
  • 頭痛→十分な水分摂取、休息
  • 不正出血→通常3ヶ月程度で落ち着くことが多い
  • むくみ→塩分控えめの食事、適度な運動

副作用が強く出る場合は、無理に我慢せず医師に相談しましょう。

ピルの種類変更で改善することも多いです。

重大な副作用として血栓症のリスクがあります。

足のむくみや痛み、呼吸困難、激しい頭痛などの症状がある場合は、すぐに医療機関を受診してください。

特に喫煙者や35歳以上の女性、高血圧の方は注意が必要です。

ピルを選ぶ際のポイント

ピルには多くの種類があり、自分に合ったものを選ぶことが大切です。

選ぶ際のポイントとしては、あなたの体質や悩み、過去の副作用経験などが考慮されます

  • 生理痛やPMSが重い方→黄体ホルモンの強いタイプ
  • ニキビや多毛症に悩む方→男性ホルモン抑制効果の強いタイプ
  • 副作用が心配な方→超低用量タイプ
  • 性欲低下が心配な方→男性ホルモン抑制効果の弱いタイプ

ピルの選択は自己判断ではなく、必ず医師と相談しながら行いましょう。

ピルは他の薬と併用すると効果が減弱することがあります。

抗生物質や抗てんかん薬、セント・ジョーンズ・ワートなどのサプリメントと一緒に服用する際は、必ず医師や薬剤師に相談してください。

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ピルと性欲の関係のまとめ

今回は低用量ピルと性欲の関係について、医学的な観点から詳しく解説しました。

  • ピルが性欲に与える影響には個人差が大きく、すべての女性に性欲低下が起こるわけではない
  • ピルの種類によって、男性ホルモン抑制効果の強さが異なり、性欲への影響も変わる
  • 生理痛やPMSの改善、避妊への安心感などから、むしろ性欲が向上するケースもある
  • 性欲低下を感じた場合は、ピルの種類変更や生活習慣の見直しなどの対処法がある
  • ピルの選択や服用は必ず医師と相談しながら行うことが重要

ピルに関する正確な情報を持ち、自分の体と向き合うことで、より良い選択ができるようになります。

もしピルについてさらに詳しく知りたい、または自分に合ったピルを探したいと思われる方は、ぜひ産婦人科を受診し、専門医に相談してみてください。

あなたのライフスタイルや体質に合った最適な選択を見つける手助けをしてくれるでしょう。

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