アフターピルの種類を知って特徴や値段から自分に適した薬を服用しよう
アフターピルの服用を検討しているけど「種類がいくつかあってどれがいいの?」と悩んでいませんか?
2025年現在、アフターピルには大きく分けて2種類の方法があります。
自分にはどちらが合っているのか分からない方や、特徴や値段を知って決めたいという方もいるでしょう。
アフターピルの種類を知り、入手する方法をきちんと理解できれば、お得にアフターピルを入手できてアフターフォローも受けられます。
エニピルはアフターピルを処方してもらえるオンライン診療サービスです。
他のオンライン診療との違いなども解説しているため、自分に合ったアフターピルを選択できるお手伝いが出来れば幸いです。
まずは客観的に自分の状況を整理し、アフターピルに関して相談できる環境を用意することが大切です。
エニピルでは専門カウンセラーが24時間無料でLINE相談を受け付けています。
今のご自身の体質や状況をカウンセラーに相談してみましょう。
アフターピルの種類と薬の特徴を知ろう
アフターピルには大きく2つの種類があります。
それぞれ妊娠阻止率が異なり、2025年現在では専用の緊急経口避妊薬が主流です。
2011年まではヤッペ法のみしか緊急避妊の対処はできませんでした。
しかし緊急経口避妊薬であるレボノルゲストレルが日本で承認されて利用されるようになり、2025年現在はエラ(ウリプリスタール)と呼ばれる海外で承認されている薬も日本で利用されています。
オンライン診療や対面診療を含んだ産婦人科では、それぞれの特徴を患者さんに説明したうえで薬を処方しています。
ただしオンライン診療では緊急性を要する方が多いため、アフターピルとして扱っているのはエラ(ウリプリスタール)とレボノルゲストレルの2種類です。
オンライン診療のエニピルでは、診察前にLINEで公式アカウントをお友達登録しておけば「どちらのアフターピルを服用すれば良いのか」事前相談をすることができます。
24時間365日、いつでも専門家が対応してくれるため安心して利用できます。
エラ(ウリプリスタール)
エラ(ウリプリスタール)は、性行為後120時間以内でも効果が期待できるアフターピルです。
服用できる猶予時間が5日間と長いことが特徴で、その間に服用すれば98%という高い避妊成功率を示すとされています。
たとえば避妊せずに性行為をしてから4日後にアフターピルが必要になった場合でも、エラであれば効果が期待できます。
エラは排卵を強力に抑制するだけでなく、受精卵の着床も防ぐ作用があります。
従来のレボノルゲストレルでは、BMI30以上の肥満体型の女性が服用すると効果が落ちる恐れがあると言われていました。
エラの場合は効果が有効で、排卵そのものを遅らせて受精や着床を防ぐことで妊娠を阻止するという仕組みを有しています。
ただしエラは日本国内では未承認の医薬品です。
医療機関によっては輸入薬として処方されており、緊急避妊が必要であれば医師より処方してもらえます。
しかし「未承認の薬なら服用するのは危険なのでは?」と不安になりますよね。
エラは欧米など海外ではすでに承認されている薬で、広く使用されている実績があります。
海外のドラッグストアだと処方せんなしで市販薬として購入ができるくらい、安全性が確認されている薬です。
日本の医師も海外での実績を理解しているため、薬が処方された際は安心して服用しましょう。
レボノルゲストレル
レボノルゲストレルは、性行為後72時間以内に1回服用することで高い避妊効果が得られる薬です。
2025年現在、日本で最も一般的に用いられるアフターピルと言って良いでしょう。
レボノルゲストレルは服用が早いほど成功率が上がり、24時間以内の服用では妊娠を97%防げるとされています。
この薬は黄体ホルモン製剤で、排卵を抑え受精卵の着床を妨げます。
世界保健機関(WHO)でも緊急避妊に必須の薬と位置づけられており、国内で初めて正式承認された緊急避妊薬が「ノルレボ錠」です。
同じ有効成分を含んでいるジェネリック医薬品として「マドンナ」や「レボノルゲストレル錠」など複数の商品が流通しています。
妊娠阻止率は服用までの時間によりますが、24時間以内の服用だと97%ですが、24時間以上72時間以内であれば85%まで低下してしまいます。
早いタイミングで服用が可能であれば、レボノルゲストレルを処方してもらいましょう。
プラノバール
プラノバールは、ヤッペ法と呼ばれる従来型の緊急避妊法で用いられる中用量ピルです。
服用方法は性交後72時間以内にまず2錠を服用し、12時間後にさらに2錠服用します。
黄体ホルモンと卵胞ホルモンの両方を高用量含むため、体への負担が大きく、吐き気や頭痛などの副作用が他のアフターピルより強く出やすい傾向があります。
妊娠阻止率も約77%と他の方法よりやや低いです。
現在ではレボノルゲストレル錠の普及によりヤッペ法が使われる機会は減っています。
しかし薬自体の価格が安価に設定されているケースが多く、他のアフターピルが入手できない場合の代替手段として用いられることもあります。
もしプラノバールを服用をする際に嘔吐などの副作用が心配であれば、吐き気止めを一緒に処方してもらうなどしましょう。
アフターピルの種類の中で実際におすすめはどれ?
アフターピルの中でより確実な効果を期待するなら、緊急経口避妊薬であるレボノルゲストレルまたはエラのいずれかがおすすめです。
ヤッペ法に用いられるプラバノールは価格面のメリットがありますが、避妊成功率や副作用のリスクを考慮すると第一選択肢にはなりにくいのが現実です。
レボノルゲストレルは72時間以内の服用で高い妊娠阻止率が確認されており、副作用も少ないため国内では標準的な処方となっています。
一方、性行為から72時間以上経過している場合やBMIの高い方は、120時間まで使えるエラを選ぶと安心です。
エラは120時間まで使えるだけでなく、排卵直前の服用であっても十分な効果を発揮します。
どちらも排卵を抑制して妊娠を防ぐ点では同じですが、使用可能な時間や体型への影響を考えると、状況に応じた選択が重要となります。
金銭面をできるだけ抑えつつ妊娠を阻止したいと考える方が多いのが現状です。
しかしプラノバールのようにコストを抑えられても避妊に失敗するリスクがつきまといます。
価格だけでなく効果の持続性・副作用の発現頻度などを総合的に見ると、緊急経口避妊薬のエラやレボノルゲストレルの方が安心して使用できると言えるでしょう。
それぞれの種類を知ったうえで期待できる効果
避妊効果の高さや妊娠の可能性、服用の安全性を考慮すると、専用の緊急避妊薬であるレボノルゲストレルかエラが推奨されます。
薬剤名 | エラ(ウリプリスタール) | レボノルゲストレル | プラノバール |
---|---|---|---|
服用方法 | 性交後120時間以内 | 性交後72時間以内 | 性交後72時間以内 |
妊娠阻止率(24時間以内に服用した場合) | 98%※120時間持続 | 97%※時間の経過とともに85%まで低下 | 77% |
妊娠の可能性 | 1.5% | 2.0~3.0% | 2.6% |
72時間以内であればレボノルゲストレルでも十分効果が高いです。
しかしレボノルゲストレルの場合、避妊に失敗してから24時間以内に服用すると、妊娠阻止率は85%にまで低下してしまうというデメリットがあります。
早いタイミングで服用できるのならレボノルゲストレルの方がおすすめですが、24時間を超える場合やより確実性を求める場合にはエラが適しています。
プラノバールは避妊効果がやや劣ることと副作用の強さから第一選択にはなりにくいです。
また服用後の妊娠後の可能性についても確認しておくことが重要で、エラの場合は100人がアフターピルを服用したら1人~2人妊娠する可能性があります。
いずれの方法でも妊娠を完全に防げるわけではありませんが、少しでも妊娠の可能性をなくしたい方はエラを選択するのがよいでしょう。
アフターピルの種類ごとで値段は異なるのか
アフターピルは種類や医療機関のサービス内容によって1回分の薬代が異なります。
アフターピルの種類 | 価格の目安(1回分) |
---|---|
レボノルゲストレル | 約8,000〜1万2,000円 |
エラ(ウリプリスタール) | 約1万1,000〜1万5,000円 |
プラノバール(ヤッペ法) | 約3,000〜8,000円 |
レボノルゲストレルは一般に1万円前後で提供されています。
エラは輸入薬のためやや高めで、レボノルゲストレルより高額である傾向があります。
エニピルのようなオンライン診療だとレボノルゲストレルと同価格で入手可能です。
アフターピルはいずれの種類も保険適用外(自由診療)で、ご自身の希望する薬を選択でき、費用は全額自己負担となります。
金銭的に負担にならないように、ご自身に合った薬を処方してもらいましょう。
アフターピルの種類や特徴を知ったうえで手に入れるならオンライン診療がおすすめ
オンライン診療は、時間や場所を選ばずスマートフォンやパソコンひとつで診察・処方・配送まで完結します。
対面診療の場合、診察予約がインターネット上で出来るところもありますが、受付順の病院もあります。
待合室での時間が長いことでストレスを感じる方もいれば「知り合いに会ったらどうしよう」と不安になる方もいるのではないでしょうか?
オンライン診療は忙しくて病院に行く時間がない方や、産婦人科を受診していることを誰にも知られたくない方にとって大きなメリットです。
また金銭面においてもメリットがあり、毎回診察料が発生する対面診療とは異なり、オンライン診療は初回のみ診察料がかかったり、診察料がそもそも0円だったりします。
薬の価格も明示されているため、事前に費用を把握しやすく、配達までの流れもスムーズです。
中身が分からないように放送されて配送されてくることから、プライバシーも配慮されており、アフターピルを処方されたと家族に知られることもありません。
処方後の不安や疑問に対しては、オンライン診療のエニピルが24時間365日いつでも専門家へ相談できるため、安心材料となります。
診察予約から支払いまですべてオンライン上で完結する
アフターピルが必要なときは一刻を争うため、スマートフォンやパソコンから24時間いつでも診察を申し込むことができます。
避妊に失敗したのが金曜や土曜の夜だった場合、次の日に病院が休診であるケースが多いです。
「次の日の朝イチにすぐ受診すればいい」と考える方もいますが、翌日が休みの場合だとそうはいきません。
また季節ごとの長期休暇に重なっているときもアフターピルを簡単に処方してもらうことは不可能です。
オンライン診療では24時間365日いつでも診察予約が出来るところが多いですが、受診が24時間いつでもできるところは限られています。
医師の問診や処方も対面ではなく電話やビデオ通話で済むため、忙しい中でも病院に行かずにすべて完結します。
予約から支払い、処方手続きまでネット上で完了するため、移動時間や待ち時間もなく、すべて自宅にいながら一括で完了するメリットです。
オンライン診療によるアフターピル処方の流れは以下のとおり、移動するなどの必要がありません。
利用するサービスや地域によっては、追加料金を支払うことで当日配送・翌日到着など迅速な対応が可能となります。
診察も5~10分程度で済むため、自宅にいながら短時間で必要な薬を手配できるのです。
薬代+配送料だけで済むクリニックがある(エニピルは診察料無料)
対面診療では診察代が毎回数千円かかりますが、オンライン診療ならその費用が節約可能です。
オンライン診療サービスの中には、診察料が無料で薬代と配送料のみ負担すればよいクリニックがあり、エニピルでは初診料や診察料が0円に設定されています。
そのため、アフターピルの薬代が約1万円前後と配送料だけで済み、コストを抑えられるのです。
さらにクレジットカード決済のほかコンビニや銀行振込などの後払いにも対応しており、手持ちの現金がなくても利用しやすくなっています。
エラやレボノルゲストレルをできるだけコストを抑えながら入手したいのであれば、オンライン診療を利用することをおすすめします。
薬の包装は中身が分からないようにプライバシーに配慮している
オンラインで処方された薬は自宅や指定先に配送されますが、その際の梱包はアフターピルだと分からないように配慮されています。
箱や袋に「薬」や「避妊薬」などの記載は一切なく、中身が分からない無地のパッケージで「雑貨」「サプリメント」などの表記で届くことが多いです。
家族と同居している場合や職場で受け取る際に、中身を知られる心配がありません。
プライバシーが守られた状態で必要な薬を入手できるため、アフターピル受け取り時の心理的ハードルが下がるだけでなく精神的な負担も軽減されるでしょう。
アフターピルの種類ごとで副作用は異なるの?
アフターピルは種類によって副作用の出やすさや程度に違いがあります。
含まれているホルモン量が多いほど発現率が高くなりますが、あらわれる副作用の種類はプラノバールの方が多い傾向があります。
薬剤名 | 5.0%以上 | 0.1~5.0%未満 | 頻度不明 |
---|---|---|---|
エラ(ウリプリスタール) | ・頭痛 ・倦怠感 ・吐き気 ・めまい |
・下痢 ・貧血 |
・血栓症 |
レボノルゲストレル錠 | ・頭痛 ・眠気 ・出血 ・悪心 ・倦怠感(だるさ) |
・めまい ・不安 ・月経過多 ・下腹部痛 ・下痢 ・腹痛 ・貧血 ・口渇 ・熱感 ・むくみ |
・月経遅延 ・嘔吐 ・乳房痛 |
プラノバール | ・不正出血 ・乳房痛 ・むくみ ・体重増加 ・吐き気 ・嘔吐 ・食欲不振 ・頭痛 ・眠気 ・倦怠感(だるさ) ・熱感 |
・血栓症 ・発疹 ・動悸 ・血圧上昇 ・下痢 ・腹痛 |
エラやレボノルゲストレルの副作用は発現頻度は高いものの比較的軽い傾向があります。
一方でプラノバールは5%以上の方に発現する副作用はないものの、多くの方に吐き気が見られ、嘔吐で再服用が必要になるケースも少なくありません。
自分に合った薬を安心して使うためにも、アフターピルの種類と副作用の違いを把握し、必要に応じて医師に相談するようにしましょう。
よくある質問
アフターピルの種類についてよくある質問にお答えします。
アフターピルは何種類ありますか?
アフターピルには大きく2種類の方法があり、いずれも「モーニングアフターピル」と呼ばれています。
それぞれ効果や服用可能時間が異なりますが、日本ではレボノルゲストレルが一般的に利用されています。
エラは日本では未承認の薬であるため、扱っていない医療機関もありますが、海外では風邪薬や痛み止めと同じくらい安全性が確認されている薬です。
ヤッペ法で使用されるプラノバールは、妊娠阻止率が約77%と他の緊急経口避妊薬とは異なります。
いずれも薬局で市販されておらず、医師の処方が必要な薬です。
ノルレボ(レボノルゲストレル)とエラのどっちがいいですか?
ノルレボ(レボノルゲストレル)とエラはどちらも避妊効果の高いアフターピルですが、避妊効果で言えばエラの方が妊娠阻止率が高いです。
またノルレボ(レボノルゲストレル)は、72時間以内であれば避妊効果を発揮しますが24時間を過ぎると阻止率がどんどん下がっていきます。
一方、性行為から72時間を過ぎている場合やより確実を期したいならエラがおすすめです。
エラは日本では承認されていない薬ですが、120時間以内まで有効で、時間経過や体重の影響を受けにくいとされています。
そのため積極的にエラをすすめる医師も多いです。
両方入手できる場合は、医師と相談して自分に合う方を選ぶと良いでしょう。
アフターピルで一番効くのはどれですか?
2025年現在、避妊効果が高いと言われているのはエラ(ウリプリスタール)で、性交後120時間以内の服用で約98%の高い避妊成功率が報告されています。
アフターピルは服用するタイミングが早ければ早いほど効果を発揮します。
しかしエラの場合、120時間以内に服用できれば特に72時間以降でも効果が維持されるため、他の薬より優れていると言えるのです。
実際にレボノルゲストレルは、72時間以内に服用すれば良いですが、24時間以上経ってからの服用だと妊娠阻止率が下がってしまいます。
いずれの場合も、服用が早いほど避妊成功率が上がるのは共通していますが、総合的にはエラが最も高い効果を発揮すると言えるでしょう。
プラノバールとノルレボ(レボノルゲストレル)のどっちがいいの?
プラノバールでヤッペ法を行うよりも、ノルレボ(レボノルゲストレル)を1回服用するだけの方が効果・安全性の面で優れています。
ノルレボは妊娠阻止率が97%と高く、副作用も少ないことが確認されています。
対してヤッペ法は約77%です。
プラノバールは価格が安いという利点がありますが、吐き気などの副作用が強く出やすいのがデメリットです。
緊急避妊薬として日本で正式に承認されているのはノルレボ(レボノルゲストレル)のみです。
日本産科婦人科学会の指針でも、緊急避妊にはレボノルゲストレル錠による方法が推奨されています。
もし2つのアフターピルから選ぶのであれば、総合的に考えてノルレボを選ぶのがよいでしょう。
アフターピルの種類を知って自分に合った薬を選択し処方してもらおう
アフターピルにも様々な種類があり、それぞれ効果や制限時間、副作用が異なります。
正しい知識を持って自分に合ったアフターピルを選ぶことが大切です。
ただし「自分の体質や状況から、どのアフターピルを選ぶべきなのか悩んでしまう」という方もいるでしょう。
オンライン診療のエニピルであれば、受診する前に自分に適したアフターピルについて事前相談ができます。
エニピルの公式LINEアカウントをお友達登録しておくだけで、すぐに相談することができるため、困ったときにすぐ利用できるようにしておきましょう。
エニピルは自宅にいながら緊急避妊薬を入手することが可能なサービスです。
自宅で受診予約・診察・決済・薬の受け取りが全て行えます。
少しでも早く入手したい際には、別途料金を支払えば決済から1時間以内にバイク便で薬を届けてくれるサービスもあります。
迅速に適切な対応を取れるようにしておき、望まない妊娠を防ぎましょう。