アフターピルを排卵日当日とそれ以外に服用したときの効果の違いについて解説
アフターピルは避妊に失敗してしまったときに緊急で使用する内服薬です。
排卵日前に服用することで排卵を抑制し、妊娠を阻止する効果があります。
服用のタイミングが排卵日当日になってしまったとき、服用しても本当に効果があるのか不安になりますよね。
また服用の時期が異なるとどのような効果の差があるのか知っておくと、選択するアフターピルも自然と定まるはずです。
本記事ではアフターピルを排卵日当日に服用したときと、排卵前後に服用した場合の効果の違いについて解説します。
アフターピルは2種類あるため、どちらを選べば良いのか決めるのに体質や状況を客観的に整理する必要があります。
エニピルではLINE公式アカウントを登録しておけば24時間専門家が対応してくれるため、安心して利用できるでしょう。
今すぐアフターピルに関する相談を希望するなら、まずはLINEを登録し、専門家から適切な提案を受けましょう。
アフターピルを排卵日当日に服用しても効果は期待できる?
排卵日当日にアフターピルを服用するのは決して無意味ではなく、一定の避妊効果が期待できます。
緊急避妊薬の効果は排卵を遅らせたり、受精卵の着床を防ぐことですが、薬の種類によって排卵日当日に効果が期待できるかどうかは異なります。
有効期間が120時間あるエラ(ウリプリスタール)であれば、排卵直前でも排卵を抑制できる効果が期待でき、妊娠阻止の望みをつなげることが可能です。
対して72時間の有効期間を持つレボノルゲストレルは、排卵直前の服用だと効果が期待できません。
排卵直前なのかどうかが自分でも判断できず「自分の今の状況を専門家に伝えたうえで薬を選びたい」と思っている方もいるでしょう。
一人で判断するのが不安な場合は、オンライン診療のエニピルの公式LINEから、専門家に相談してください。
24時間いつでもチャット形式で対応が可能で、自分のタイミングで気軽に相談できるのもポイントです。
排卵日の服用になってしまうかも、と不安な方は今すぐ相談して正しい薬を選択できるようにしましょう。
アフターピル2種の紹介と排卵日の効果
アフターピルにはエラとレボノルゲストレルの2種類があり、排卵日付近での有効性にも違いがあります。
【アフターピルの種類と特徴】
薬剤名 | エラ(ウリプリスタール) | レボノルゲストレル |
---|---|---|
服用方法 | 性交後120時間(5日)以内 | 性交後72時間(3日)以内 |
妊娠阻止率(24時間以内に服用した場合) | 98% ※120時間持続 |
97% ※時間の経過とともに85%まで低下 |
妊娠の可能性 | 1.5% | 2.0~3.0% |
特徴 | 排卵直前でも効果が期待できるため、排卵日でも服用を推奨される | 排卵直前では十分な効果が期待できないため、服用が推奨されていない |
排卵日に服用した場合に効果を期待しやすいのはエラで、レボノルゲストレルは排卵直前では効果がほとんど期待できないと言われています。
女性の体では、黄体ホルモン(LH)が大量に分泌されると、24~36時間後に排卵が起きます。
レボノルゲストレルの場合、黄体ホルモン(LH)が分泌され始めたら効果がないと言われているのですが、エラは黄体ホルモンが上がってからも排卵を抑制する効果を有しているのです。
どちらも緊急避妊薬として優秀ですが、排卵日近くでの期待できる効果には差があるため、自分の状況に合った方を選ぶことが大切です。
「排卵がそろそろだけど、タイミングが断定できないからどっちを飲むべき?」と、選ぶ薬に迷う方もいますよね。
薬の選択に迷ったときは、専門家にすぐできる環境が整っているエニピルでLINE相談すると安心です。
前回の生理日や避妊に失敗した正確なタイミングを伝えることで、専門家視点で適切な薬を提案してくれます。
深夜や早朝に関係なく相談できるため、今すぐ専門家の意見が聞きたい方はエニピルの公式LINEアカウントを登録して相談してみましょう。
120時間有効のエラ(ウリプリスタール)
エラ(ウリプリスタール)は排卵直前というギリギリのタイミングでも、高い避妊効果を期待できる特徴を持つ薬です。
黄体ホルモン受容体をブロックする作用により卵子の放出を一時的に遅らせ、受精そのものを起こさせません。
時間内の服用さえ間に合えば98%の確率で妊娠を防げるとされ、世界中で広く使われています。
BMIが高めの人でも効果が落ちにくいとされており、体格に関係なく選びやすい点もメリットです。
ただし日本では未承認の薬であるため、扱っている医療機関が少ないのが現状です。
「未承認ってことは危ないのでは?」と思うかもしれませんが、海外ではドラッグストアで簡単に購入できるくらい安心して服用できる薬だと言われています。
排卵日付近で服用するなら、エラを選んだ方が妊娠回避の可能性を最大限に高めることができるためおすすめです。
72時間有効のレボノルゲストレル
レボノルゲストレルは性交後72時間以内に服用するタイプのアフターピルです。
高用量の黄体ホルモンを摂取することで一時的に排卵を抑制し、受精卵の子宮内膜への着床も防ぐ作用があります。
ただし黄体ホルモン値が上がり始めると、効果はほとんど期待できない点に注意が必要です。
レボノルゲストレルは服用が早ければ早いほど避妊成功率は高く、24時間以内の服用では97%とされていますが、時間の経過とともに成功率が下がり、72時間以内では85%程度に落ちます。
72時間を過ぎてしまった場合や排卵が近い場合には、より長く効果が持続するエラの使用を検討した方が良いでしょう。
アフターピルは排卵日がずれれば妊娠阻止が可能?
アフターピルは排卵日をずらせられれば妊娠を阻止できます。
緊急避妊薬は卵子の放出タイミングを後ろ倒しにすることで、精子と卵子の出会い自体を防ぐ仕組みです。
排卵前に服用して排卵がずれれば、その間に精子の寿命が尽きて受精が起こらなくなります。
たとえば排卵日付近にアフターピルを服用すると、その周期の排卵が数日遅れ、結果的に精子が卵子に出会わないまま寿命を迎える可能性があります。
アフターピルを飲んだあとに排卵が後ろにずれた影響で、次の生理がいつもより遅れて来ることも珍しくありません。
ただし排卵日後は、アフターピルを服用しても効果が期待できません。
服用しなかったからと言って100%妊娠するわけではありませんが、妊娠する確率は高いと理解しておきましょう。
アフターピルを服用できたにしてもできなかったにしても「できるだけ早く妊娠の有無を確認して安心したい」と考えますよね。
エニピルではアフターピルと一緒に検査薬を処方してもらうこともできるため、万が一に備えることも可能です。
アフターピル処方時もしくはLINEでの専門家との事前相談で、妊娠検査薬の希望を伝えておきましょう。
排卵日付近での服用
アフターピルを排卵の直前までに服用できれば、タイミング次第では妊娠を防げる可能性があります。
排卵まで残りわずかな場合でも、卵子の放出を数日先に延ばすことで避妊効果を発揮するかもしれません。
排卵直前の数日はまさに時間との勝負であり、数時間の差で効果が変わってきます。
エラのような効果持続時間の長い薬であれば、わずかな猶予でも排卵を先送りできる可能性が高いです。
とはいえアフターピルそのものの妊娠を阻止する効果は100%ではないため、排卵直前に服用できたからと言って必ず妊娠を防げる保証もありません。
何も対策をしないよりは、排卵が終わっていない可能性も考えてアフターピルを服用しておく方が望ましいです。
排卵日付近での服用は効果が不確実な面もありますが、取れる手段はすべて講じておくことが大切だと言えます。
排卵日後の服用
排卵が過ぎた後にアフターピルを服用しても、残念ながら避妊効果はほぼ期待できません。
しかし排卵直後であれば、薬の種類によっては着床を防いでくれるかもしれないのです。
排卵が完了してしまったあとにアフターピルを服用した場合の妊娠率は、服用しなかった場合とほとんど変わらないとも言われています。
エラの場合、排卵直後に服用すればアフターピルの効果が期待できる可能性があるため、排卵後の服用では妊娠を防げないと断定せず、あきらめずに服用しておくことも大切です。
完全に排卵してしまうと全く効果はなくなってしまうため、その際はアフターピル以外の別の策を講じる必要があります。
アフターピルを排卵日当日に服用したときの副作用
排卵日当日に服用した場合でも、あらわれる副作用の種類自体は他のタイミングで服用した場合と変わりません。
【アフターピルを服用した際にあらわれる可能性がある副作用】
薬剤名 | 5.0%以上 | 0.1~5.0%未満 | 頻度不明 |
---|---|---|---|
エラ(ウリプリスタール) | ・頭痛 ・倦怠感 ・吐き気 ・めまい |
・下痢 ・貧血 |
・血栓症 |
レボノルゲストレル錠 | ・頭痛 ・眠気 ・出血 ・悪心 ・倦怠感(だるさ) |
・めまい ・不安 ・月経過多 ・下腹部痛 ・下痢 ・腹痛 ・貧血 ・口渇 ・熱感 ・むくみ |
・月経遅延 ・嘔吐 ・乳房痛 |
主な副作用として挙げられるのは、吐き気や頭痛、めまい、倦怠感などの一時的な体調不良です。
高用量のホルモンを摂取する影響で、一時的に気分が悪くなったり頭が重く感じたりすることがあります。
体の中のホルモンバランスが乱れるため、生理が数日遅れるケースも見られます。
「全然生理がくる気配がないけど、妊娠してしまったのでは」と不安になることもありますよね。
副作用としてあらわれる症状は、妊娠初期にも見られる症状であるため、もし今の体調に疑問を感じているなら、我慢せず専門家に相談してください。
エニピルなら24時間いつでも専門家が待機しているため、深夜でもLINEで相談ができます。
気になることがあるのなら、今すぐエニピルの公式LINEアカウントを登録して相談してみましょう。
アフターピルを排卵日に服用することになるならエニピルに相談するのがおすすめ
排卵日にアフターピルを服用しなければならない状況になったら、エニピルで相談しながら手配するのがおすすめです。
エニピルはオンラインでアフターピルの処方を受けられるサービスで、排卵日と重なる緊急時にも心強い味方になります。
専門家に事前に相談して自分に合う薬を選べるうえ、もし自分が他に飲んでいる薬があれば飲み合わせの相談もできます。
急いでいるときは最短1時間で手元に届けてもらうことも可能です。
妊娠検査薬も一緒に処方してもらえるので、服用後のフォローまで見据えて利用できる点でも安心感があります。
一人でどうすればいいか悩んでいる場合は、エニピルのようなサービスを賢く活用してみましょう。
事前相談でアフターピルを提案してくれる
避妊に失敗したときは驚きや戸惑いでパニックになっている方も多いため、専門家に相談することで自分の状況を客観的に整理することができます。
排卵日や性行為からの経過時間、体調などを伝えると、専門家の視点から手元に届くタイミングなどを考慮した提案をしてくれるため安心です。
事前相談のときも診察時も0円であるため、費用面を心配せず気軽に相談できます。
「どの薬を選べばいいか分からない…」という不安な気持ちも、専門家と話すことで解消されるでしょう。
緊急時だからこそ、事前相談サービスを利用することで冷静に対応ができます。
追加料金を支払えば最短1時間で手元に届く
17:30までに追加料金9,900円を含めた薬代と配送料の支払いを含めた決済を完了すれば、バイク便によって最短約1時間でアフターピルを自宅に届けてもらえます。
遠方への郵送でも最短翌日には届きますが、1時間程度で手元に届く選択肢があるのは非常に心強いポイントです。
緊急避妊では時間との戦いになるため「すぐに薬が届く」と分かっているだけでも安心できますよね。
バイク便に対応しているのは東京都全域と神奈川県内だけですが、利用できる方で「少しでも早く薬がほしい」と思っているのであれば、ぜひ利用しましょう
妊娠検査薬とのセット処方が可能
エニピルではアフターピルと同時に妊娠検査薬もセットで処方してもらうことが可能です。
緊急避妊後は生理が来るまで「本当に避妊できたのか」と不安が続くものですが、検査薬が一緒に手元にあれば所定の時期にすぐ確認できます。
わざわざ薬局で検査薬を買いに行く手間も省けますし、人に知られず自分で確認できるのでプライバシーの面でも安心です。
生理予定日を過ぎても生理が来ないとき、すぐ検査できるものが家にあると心の負担も軽くなるでしょう。
アフターピルを排卵日に服用することに関するよくある質問
ここからは、排卵日に関するアフターピルのよくある疑問についてQ&A形式でお答えします。
解消できない不安がある場合は、無理せず専門家に相談しましょう。
アフターピルを飲んだあとはいつ排卵するのですか?
アフターピルを服用した後の排卵日は、通常より数日程度遅れることが多いです。
服用するタイミングや個人差によって異なりますが、排卵予定日から数日〜1週間ほど後ろにずれるケースがよく見られます。
その影響で次の生理開始も普段より遅れることがありますが、あまり神経質になり過ぎないようにしましょう。
多少生理が遅れても、一時的に排卵が遅れただけである可能性が高いです。
排卵日付近でのアフターピルの成功率はどれくらいですか?
排卵日付近でのアフターピルの避妊成功率は、通常時に比べて大幅に低下すると考えられています。
72時間以内の服用で約80〜85%の避妊成功率とされていますが、排卵直前・直後では妊娠を防げないケースが増えるため成功率はかなり低いと考えて良いでしょう。
特に排卵が始まってしまったあとでは、レボノルゲストレルを服用しても残念ながらほぼ効果が期待できません。
対してエラであれば、排卵直後でも効果が期待できます。
服用する薬によっても成功率が変わってくることを理解しておきましょう。
アフターピルは排卵をストップさせますか?
アフターピルは排卵を一時的にストップさせることで妊娠を防ぐ薬です。
排卵前に服用すれば、ホルモンの作用で卵子の放出が抑えられ妊娠成立を阻止できます。
すでに排卵が始まっている場合には、その排卵を止めることはできません。
アフターピルは「これから起こる排卵」を先送りにする効果であり、永続的に排卵を止めてしまうものではないため安心して服用して大丈夫です。
ピルを飲むと排卵日はどうなるのですか?
アフターピルを飲むと、その周期の排卵予定日はうしろにずれ込むことがほとんどです。
高用量のホルモンによって一旦排卵が抑えられるため、卵巣は数日遅れてから改めて排卵の準備を始めます。
その結果、本来の予定日より数日遅れて排卵が起こるケースが多いでしょう。
服用する時期によっては、その周期は排卵自体が起こらずに生理が来る場合もありますが、いずれにせよ元のリズムに戻るので心配いりません。
排卵日自体が一時的にリセットされるイメージで、体は徐々に通常のサイクルを取り戻していきます。
アフターピルは排卵日の服用になってもあきらめないで
排卵日当日の服用になってしまっても、まだ取れる手段は残されています。
適切な薬を選んで迅速に対処すれば、妊娠を回避できる可能性を最後まであきらめる必要はありません。
オンライン処方サービスのエニピルを活用すれば、オンライン上で専門家にきちんと相談しつつ必要な薬を迅速に入手できます。
緊急時には頼れるサービスを上手に使いながら、できる限りの対応を行うことが大切です。
排卵日と重なってしまった場合でも、決してあきらめずに自分の身を守るための行動を起こしましょう。