アフターピルを飲んだあとの体調変化と性行為や出血について解説
アフターピルには「レボノルゲストレル」と「エラ」という2種類の薬があり、それぞれ排卵を抑制して妊娠を阻止します。
服用後は薬が効いているのかそうではないのか自己判断するのは難しく、性行為を行って良いのかなどの疑問を抱く方も多いのではないでしょうか?
アフターピルを飲んだあとは出血やその他副作用もあらわれるため、どのような体調変化が起こるのか理解しておくことが大切です。
本記事ではアフターピルを飲んだあとの体調はどのように変化し、性行為の可否や出血のタイミングについて解説します。
アフターピル服用後に処方元へ疑問や不安を相談するのはハードルが高いと感じるかもしれませんが、エニピルではLINEのトーク画面から無料相談ができます。
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アフターピルを飲んだあとの体調はどう変化するのか
アフターピルを飲んだあとは、人によって消退出血や副作用など様々な体調変化が起こります。
服用後3日から1週間以内に消退出血と呼ばれる少量の出血が見られ、服用後3週間程度で通常の生理が訪れます。
体調が変化する原因は、薬の効果によりホルモンバランスが変化するためです。
アフターピルを服用してから消退出血があらわれたら避妊成功のサインとなることが多いです。
一方で、吐き気や頭痛などの副作用が出ることもあります。
副作用による体調不良は一時的なものであるため、慌てずに様子を見るようにしましょう。
もしアフターピルを服用することによる体調変化や体調不良について不安があるなら、エニピルへ相談するのがおすすめです。
エニピルはアフターピルに関する専門家が24時間待機しているため、LINEでいつでも無料相談ができます。
アフターピル処方前にご自身の体質や状況についてLINEのチャットで相談ができるため、まずはエニピルのLINE公式アカウントを登録しましょう。
アフターピルが成功しているサインはあるの?
アフターピルが効いたかどうかのサインとして、消退出血がひとつの目安です。
服用後に3日から1週間以内に少量の出血が起きれば、子宮内膜が剥がれた証拠として避妊が成功した可能性が高いと考えられます。
医療機関でも3週間以内に出血が確認できれば、避妊成功とみなすことが多いです。
ただし消退出血は必ず起こるものではなく、出血がなくてもアフターピルがしっかり効果を発揮し、妊娠を防げているケースもあります。
「出血がないから失敗したのかも」と不安に思う必要はありません。
消退出血があれば避妊に成功したという安心材料になりますが、なくても慌てる必要はないため、消退出血は「成功した目安」として考えておきましょう。
アフターピルを飲んだあとはいつ生理が来るの?
アフターピルを飲んだあとの生理は、服用から約3週間後に訪れます。
緊急避妊薬の影響で体のホルモンバランスが変わるため、一度消退出血が起こったあと次の生理が通常の月経として2週間ほどしてから来るケースが見られます。
もちろん人によって生理の時期は早まることも遅れることもあるため、必ず3週間後に生理が来るというわけではありません。
排卵前に服用した場合は数日後に消退出血が起き、約2週間後に生理が来ることがあります。
一方、周期の後半で排卵直前に服用した場合は生理予定日が多少ずれる程度で、ほぼ予定通り月経が始まる方が多いです。
アフターピルを飲んだあとに性行為はしても良いのか
アフターピルを飲んだあとの性行為は控えましょう。
特に「アフターピルを飲んだから大丈夫」と避妊なしで性行為をするのは避けてください。
緊急避妊薬はあくまで服用前の性行為による妊娠を防ぐための薬であり、服用後に新たに行った性行為には効果がありません。
アフターピルを飲んだあとに避妊せず性行為をしてしまうと、服用していないときと同様に妊娠するリスクがあります。
一度緊急避妊をしたからといって安心できるわけではなく、次に性行為を行う際は必ずコンドームなどの避妊具を使用することが大切です。
もしアフターピルを飲んだあとに性行為をした際に「今回も避妊に失敗しているかも」と不安になったら、オンライン診療のエニピルを頼ってください。
エニピルではLINEで専門家に24時間いつでも相談できる窓口を設けています。
アフターピルの再服用はあまり推奨できることではありませんが、相談することで医師の的確な対応が期待できます。
まずはLINE登録をして相談してみましょう。
服用後の性行為は避妊なしでも大丈夫?
アフターピル服用後に避妊なしで性行為をするのは、妊娠のリスクがあるため危険です。
緊急避妊薬には新たな性交に対して妊娠を防ぐ効果はなく、服用後すぐであってもコンドームなしで性行為をすれば妊娠の可能性があります。
アフターピルによって一時的に排卵が遅れたとしても、そのあとに排卵が起これば新たに侵入した精子によって妊娠につながる可能性があります。
一度アフターピルを飲んだからといって数日間効果が持続するものではなく、服用前の性行為に対しての緊急措置なのです。
避妊なしの性行為はアフターピルを服用したあとであっても妊娠リスクを伴うため、必ずコンドームなどの避妊策を講じてください。
服用後の性行為は妊娠しやすい?
アフターピルを飲んだからといって、そのあとに特別妊娠しやすくなるわけではありません。
緊急避妊薬の服用自体が女性の体を妊娠しやすい状態に変えることはなく、ピルを飲んだからといってそのあとの避妊効果が持続するわけでもないです。
ただしアフターピルを飲んだあとも避妊を怠れば、いつもと同じように妊娠のリスクがある点に注意が必要です。
「薬を服用したから大丈夫」といって無防備な性行為をすると、ピルを飲んでいない場合と変わりはなく、通常時と同じ確率で妊娠する危険があります。
特別に体が妊娠しやすくなることはありませんが、アフターピル後も避妊せずにいれば妊娠リスクはつねに存在します。
アフターピル服用後も安心せず、引き続き確実な避妊を心がけましょう。
アフターピルを飲んだあとの消退出血についての疑問
アフターピル服用後には、多くの場合で「消退出血」と呼ばれる一時的な出血が起こります。
消退出血とは、緊急避妊薬によってホルモンバランスが急激に変化した影響で子宮内膜が剥がれ、通常の生理とは別に発生する少量の出血のことです。
避妊が成功したサインのひとつとして消退出血が挙げられ、服用後3日〜1週間程度で見られることが多いです。
出血量は普段の生理と同じか少なめで、出血期間も短い傾向がありますが、個人差があります。
消退出血が起こっても、アフターピルが効いている過程で起こる正常な現象だと理解できていれば驚く必要はありません。
ただし消退出血がなくても避妊が成功している場合もあるため、出血の有無だけで一喜一憂しすぎないことも大切です。
もし出血量が多すぎたり、出血により体調を崩したりすることが心配であれば、事前にエニピルで専門家に相談することもできます。
服用に対して心配事があれば、エニピルの公式LINEからいつでもチャットで質問ができるため、公式アカウントを登録しておきましょう。
アフターピル服用後に消退出血がないまま生理が来ることはあるの?
アフターピルを服用したのに消退出血が起こらず、そのまま生理生理が来ることも十分ありえます。
緊急避妊薬の効果や体質には個人差があるため、必ずしも全員が明確な消退出血を経験するわけではありません。
ごく少量の出血で本人が気づかなかったり、消退出血そのものが起きないこともあります。
またアフターピルを服用したタイミングが排卵直前だった場合、消退出血が起こらずに通常の月経が訪れることがあります。
消退出血がたまたま起こらなかっただけで、薬が効かなかったとは判断できません。
予定通り生理が来れば、消退出血がなくても避妊は成功しているため、ひとまず安心して良いでしょう。
アフターピルを飲んだあとにご飯を食べて良いの?
アフターピルを飲んだあとに食事をしても特に問題はありません。
緊急避妊薬の効果は食事によって妨げられることがないため、普段通りにご飯を食べても大丈夫です。
むしろ空腹時にアフターピルを服用すると、吐き気などの消化器症状が出やすい傾向があるため、食後に飲む方が体への負担が少ないとされています。
アフターピル服用前もあとも無理に食事を控える必要はありません。
体調を整えるためにも、しっかり栄養をとって落ち着いて過ごすようにしましょう。
飲酒や他の薬を併用しても良いのか
アフターピル服用後の飲酒や他の薬の併用も、基本的には問題ありません。
しかし併用してはいけないものもあるため、ご自身が服用中かどうか注意する必要があります。
治療薬名 | 成分名 |
---|---|
抗てんかん薬 | ・フェニトイン ・カルバマゼピン |
抗生物質や結核治療薬 | ・リファンピシン ・テトラサイクリン系抗生剤 |
HIV治療薬 | ・抗レトロウイルス薬 |
セイヨウオトギリソウ | ・セントジョーンズワート |
アルコール自体はアフターピルの効果を直接弱めることはありません。
過度にお酒を飲んでしまい、服用後2時間以内に嘔吐してしまうと、薬が吸収されず避妊効果が得られなくなる恐れがあります。
また上記のような一部の薬は、アフターピルの成分代謝を早めて効果を減弱させてしまうものもあります。
飲酒に関しては適量であれば問題ありませんが、飲みすぎて嘔吐することがないよう注意しましょう。
普段から薬を服用している方は事前に担当医に相談し、心配であれば専門家に問い合わせると安心です。
アフターピルを飲んだあとの副作用や注意すべきことはあるのか
アフターピル服用後は副作用の発現に注意しましょう。
吐き気などの副作用があらわれると、場合によっては再服用が必要になる可能性があります。
緊急避妊薬は含まれているホルモン量が多いため、吐き気、頭痛、腹痛、倦怠感、軽い不正出血など人によって様々な副作用があらわれます。
とはいえ、副作用による症状は24〜48時間ほどで治まる軽度なものばかりです。
服用後2時間以内に嘔吐した際は、薬が十分に吸収されない可能性があるため避妊効果が落ちてしまう可能性があるため、必ず処方医に相談しましょう。
アフターピルを服用して吐き気を催したものの、翌日には症状が収まっていたというケースもあります。
副作用が出ても慌てず、まずは安静にして様子を見ることが重要です。
「アフターピルを飲むと不妊になってしまう」と不安を抱く方も稀にいますが、不妊になることもないため安心してアフターピルを服用してください。
もし副作用の心配が大きいのなら、エニピルで受診時に副作用緩和セットを一緒に処方してもらうことも可能です。
副作用が出た際の注意点
アフターピルの副作用があらわれたときは、ゆっくり休むことが大切です。
吐き気や頭痛など軽い副作用であれば、横になって休む・水分をとるなどしているうちに自然と治まるでしょう。
服用後2時間以内の嘔吐は薬が体内に吸収されず、効果が十分得られない恐れがあるため、必ず処方医に相談し、再服用が必要なのかを確認する必要があります。
ほかにも以下のような副作用があらわれる恐れがあります。
薬剤名 | 5.0%以上 | 0.1~5.0%未満 | 頻度不明 |
---|---|---|---|
エラ(ウリプリスタール) | ・頭痛 ・倦怠感 ・吐き気 ・めまい |
・下痢 ・貧血 |
・血栓症 |
レボノルゲストレル錠 | ・頭痛 ・眠気 ・出血 ・悪心 ・倦怠感(だるさ) |
・めまい ・不安 ・月経過多 ・下腹部痛 ・下痢 ・腹痛 ・貧血 ・口渇 ・熱感 ・むくみ |
・月経遅延 ・嘔吐 ・乳房痛 |
エニピルの副作用緩和セットを一緒に処方してもらえば、副作用発現時も落ち着いて対応できるでしょう。
服用して不妊症になることはある?
アフターピルの服用が原因で不妊症になることはありません。
緊急避妊薬は一時的に排卵を抑えたり子宮内膜に変化を起こすだけで、長期的に卵巣や子宮の機能を損なう作用はないとされています。
体内のホルモン濃度も服用後しばらくすれば平常時の状態に戻り、将来的な妊娠への影響は心配いらないと考えられています。
世界保健機関(WHO)も、緊急避妊薬の使用がその後の不妊につながる明確な証拠はないと報告しているため、必要なときにアフターピルを使用しても将来の妊娠について過度に不安になる必要はありません。
ただし緊急避妊に頼る状況が繰り返すようであれば、より確実な日常的な避妊法(低用量ピルなど)へ切り替えることを検討しましょう。
アフターピルを飲んだあとに心配なことがあるならエニピルへ相談を
アフターピルを飲んだあとに不安や疑問がある場合は、エニピルに相談するのがおすすめです。
緊急避妊のあとは「本当に効いただろうか」「副作用がつらいけれど大丈夫か」など、不安に感じることがつきものです。
処方元の医療機関へあとから問い合わせるのはハードルが高いと感じる方もいるでしょう。
エニピルであればLINEのチャットを通じて、24時間いつでも専門家に無料で相談できます。
「服用後になかなか出血しないけど失敗していないか心配」「吐き気が強いけれど何か対策はある?」といった悩みも、エニピルのスタッフが親身に答えてくれます。
さらにエニピルでは、他のオンライン診療とは異なり、アフターピルを複数セットで処方してもらうことが可能です。
またアフターピルを何回も使うことがないように、専門家から低用量ピルによる継続的な避妊を提案してもらうこともできます。
ご自身のタイミングで相談し、すぐに返事がくるエニピルを利用すれば、不安を抱いている時間が短くなるため安心です。
まずはエニピルのLINE公式アカウントを登録して専門家へアフターピルに関する相談をしてみましょう。
処方前でも後でも24時間いつでも相談可能
緊急避妊に関する悩みは、夜間や休日に起こっても相談に関する回答が翌日の朝になり、返事がほしいタイミングに対応してもらえません。
しかしエニピルなら専門家が24時間つねに待機しているため、時間を気にせず質問できます。
LINEのチャットを使った相談サービスであるため、医療機関に行かなくても自宅から気軽にプロのアドバイスを受けられるのが特徴です。
たとえば深夜に「副作用がつらいけど大丈夫?」「生理が遅れているけど失敗したかも」と不安になった場合でも、その場でエニピルの専門家が丁寧に答えてくれます。
クリニックの診察時間を待つ必要がなく、思い立ったときにすぐ相談できることは大きな安心につながります。
もしもに備えて「まとめ買い」ができる
緊急避妊薬はできるだけ早く服用するほど効果が高いため、いざというときすぐ使えるよう事前に複数個持っておくと安心です。
また副作用の影響で嘔吐してしまった際に、医師より「もう1回服用が必要」と判断されたときにすぐに服用ができます。
旅行先でコンドームが破れて避妊に失敗してしまった場合でも、自宅にアフターピルのストックがあれば受診せずにすぐに対処も可能です。
まとめ買いサービスを利用してあらかじめ備えておけば、緊急時の焦りや心配をぐっと減らすことができるでしょう。
日常的に行える低用量ピルによる避妊を提案してもらえる
緊急避妊はあくまで最後の手段であるため、繰り返し頼らなくて済むよう普段から確実な避妊を行うことが大切です。
エニピルではオンライン診療を通じて、アフターピルだけでなく利用者の体調や希望に合った低用量ピルを処方することもできます。
アフターピルの経験をきっかけに、継続的に避妊することを望む女性がサポートを受けることができます。
エニピルでは避妊を希望する方向けの低用量ピル、PMSを緩和するためのピルなど目的に応じてホームページで紹介しているため、自分の悩みに合わせて低用量ピルを選択することが可能です。
低用量ピルには定期配送プランがあるため、自分で手配を忘れても薬を届けてくれるため安心して利用できるでしょう。
アフターピルを飲んだあとに関するよくある質問
アフターピルを飲んだあとの生活上の注意点から妊娠の可能性、生理の時期まで、不安に思いやすい点を一つひとつ確認しておきましょう。
アフターピルを飲んだ後にやってはいけないことは?
アフターピルを飲んだあとの禁止事項はありませんが、避けた方が良い行動はあります。
食事や入浴などの日常生活においては、基本的に普段通りで問題ありません。
しかし薬の効果を妨げたり妊娠リスクを高めてしまう可能性のある行為は控えるべきです。
アフターピルを飲んだからといって妊娠することはないというわけではないため、生理が来て妊娠していないことがわかるまではリスクの高い行動は慎みましょう。
基本的には普段通り過ごして構いませんが、避妊や服用方法に関する注意だけは守るよう心がけてください。
アフターピルを飲んだあとは妊娠しやすいですか?
アフターピルを飲んだからといって、その後に普段以上に妊娠しやすくなることはありません。
緊急避妊薬は一時的に排卵を遅らせるものですが、その効果が切れた後に妊娠確率が高まることはないとされています。
ただしアフターピルを飲んだあとでも、避妊を怠ればアフターピル服用前の通常と同様に妊娠の可能性があるため注意が必要です。
アフターピル服用後は特別妊娠しやすい体質になるわけではありませんが、だからといって油断していいわけではなく、通常通り確実な避妊を続けることが大切です。
アフターピル飲んだあとはいつ生理が来ますか?
アフターピルを飲んだ後の生理は、服用から3週間前後に来ることが多いです。
ホルモンの影響で人によっては生理のタイミングが早まったり遅れたりしますが、一度消退出血があり、その後1〜2週間ほどで通常の生理が訪れます。
予定より1週間ほど早く生理が始まる人もいれば、逆に数日遅れてから来る人もいます。
総じて、アフターピル後の生理は3週間前後で起こると考えておきましょう。
アフターピルを飲んだあとは無理せず経過を観察しよう
アフターピルを飲んだあとは、あれこれ心配しすぎず無理をせずに体の経過を観察することが大切です。
緊急避妊のあとは不安になりがちですが、過度なストレスは心身に負担をかけてしまいます。
体にあらわれる出血や副作用などの変化のほとんどは一時的なものなので、リラックスして普段通りの生活を心がけましょう。
どうしても心配なときは、一人で悩まずに専門家へ相談することもできます。
エニピルのように24時間相談できるサービスを利用すれば、不安な夜中でもすぐにプロのアドバイスをもらえるため安心です。
LINEのチャットですぐに相談でき、診察も最短30分で行えるため、不安が大きい方はすぐに公式LINEアカウントを登録して専門家の指示を仰ぎましょう。