アフターピルを120時間以降に服用すると効果を発揮してくれるのかどうか解説
120時間以内に服用するアフターピルには「エラ」「エラワン」と呼ばれる薬があります。
避妊に失敗してから時間が経過してしまった方におすすめのアフターピルです。
しかし120時間以内に服用するのを忘れてしまったり120時間内ギリギリに服用したりした場合、実際に効果を発揮しているのか不安になりますよね。
時間内に服用できたものの、出血がなく心配になっている方もいるでしょう。
本記事ではアフターピルの服用が120時間ギリギリの服用になってしまった方や、120時間を過ぎてしまった方に対し、薬は有効なのかどうかについて解説します。
エラはアフターピルの中でも服用可能時間が一番長いため、処方してもらうにはおすすめの薬だと言えます。
120時間以内に服用することで、どれくらいの妊娠阻止が期待できるのかしっかり理解して、避妊を諦めずにエラを使用しましょう。
まずはご自身の状況を客観的に整理することが重要です。
オンライン診療のエニピルでは、アフターピルの専門家が24時間いつでも待機しているため、ご自身のタイミングで相談ができます。
エニピルのLINE公式アカウントを登録するだけですぐに専門家へおつなぎできるため、無料相談をしてみましょう。
アフターピルを120時間以降に服用したら全く効果がないのか
120時間を過ぎてからでは、アフターピルの効果はほぼ期待できません。
「全く」効果がないというわけではありませんが、得られる効果は大幅に低下するため、妊娠の阻止はほとんど期待できないでしょう。
緊急避妊薬は時間経過とともに効果が急激に低下するため、推奨される時間を過ぎてしまうと妊娠を防げる可能性は非常に低くなります。
実際に緊急避妊薬の使用可能時間を過ぎた服用は推奨されておらず、処方も受けられないケースがほとんどです。
そのため緊急避妊薬は、できるだけ早く服用することが何より重要と言えます。
120時間以降ではもはや打つ手が限られてしまうため、できる限りその前に対処することが大切です。
そもそもアフターピルには2種類があることを知ろう
アフターピル(緊急避妊薬)には、服用できる期限が「72時間以内」のものと「120時間以内」のものに分かれています。
避妊に失敗したときからの経過時間によって、選ぶべきアフターピルの種類が異なります。
72時間までの従来型はレボノルゲストレル、120時間まで有効な新しいタイプはエラ(ウリプリスタール)です。
有効期間が長いエラの方が、より遅いタイミングでも効果を発揮できる点で優れています。
薬剤名 | エラ(ウリプリスタール) | レボノルゲストレル |
---|---|---|
服用方法 | 性交後120時間(5日)以内 | 性交後72時間(3日)以内 |
妊娠阻止率(24時間以内に服用した場合) | 98%※120時間持続 | 97%※時間の経過とともに85%まで低下 |
妊娠の可能性 | 1.5% | 2.0~3.0% |
日本では、これらのアフターピルはいずれも医師の処方せんが必要な医薬品なため、入手するには医師の診療を受けることが必要です。
緊急避妊が必要なときに「じゃあどちらを処方してもらえばいいの?」と悩む方もいるでしょう。
エニピルに相談いただければ、ご自身の状況や体質に合わせて専門家からアフターピルの提案をすることも可能です。
24時間どのようなタイミングでも事前に専門家に相談できるエニピルは、アフターピルを使ったことのない女性にとって強い味方となります。
120時間以内に服用する必要があるのは「エラ(ウリプリスタール)」
エラ(ウリプリスタール)は性交後5日(約120時間)まで効果が持続するため、従来の72時間タイプより服用までの猶予が長いです。
避妊に失敗してから72時間を過ぎてしまった場合でも、エラであればまだ間に合う可能性があります。
排卵を抑制する作用があり、排卵日直前のタイミングでも妊娠を防ぐ可能性が高いです。
欧米では「EllaOne(エラワン)」という商品名で広く使われています。
日本では未承認の薬ですが、処方を受けることは可能です。
「未承認なら安全ではないのでは?」と不安になりますよね。
エラは海外ではすでに承認されている成分で、ドラッグストアで市販薬として扱われており、処方せんなしに誰でも購入できます。
副作用の頻度や症状も従来のレボノルゲストレルと大差なく、安心して服用できると確認されています。
エラは緊急避妊において非常に頼りになる選択肢と言えるでしょう。
72時間以内に服用する必要があるのは「レボノルゲストレル」
レボノルゲストレルは、性交後できるだけ早く服用することで効果を最大限発揮し、24時間以内の服用では妊娠阻止率が特に高いことが知られています。
主に排卵を抑えることで妊娠を防ぎますが、排卵が近づいている場合は効果が落ちやすくなります。
国内ではノルレボ錠(1回1錠の内服)として知られており、長年にわたり多くの国で使われてきた実績のある方法です。
副作用としては一時的な吐き気や頭痛、不正出血などが見られることがありますが、安心して服用できる薬だと言われています。
72時間タイプのアフターピルは入手しやすく実績もあるものの、服用が遅れるほど効果が低くなる点に注意が必要です。
アフターピルを120時間以降に服用した際に期待できる効果
服用が120時間を過ぎてしまった場合、妊娠を防げる可能性は残念ながら極めて低いです。
アフターピルの効果は時間とともに急激に低下し、推奨される期限を超えるとほぼ作用しなくなるためです。
特に72時間タイプの薬では、120時間を超えてからの服用では全く効果が期待できないと言って良いでしょう。
120時間タイプの薬でも、定められた時間を過ぎてしまうと薬の効果は著しく低下します。
どちらの種類のアフターピルでも、120時間以上経ってからでは、医学的にもほとんど効果が期待できないというのが現実です。
エラの場合
エラ(ウリプリスタール)は120時間までは非常に高い避妊効果を発揮するとされ、妊娠阻止率は98%と言われています。
しかし120時間を過ぎて服用すると、妊娠阻止率は格段に低下すると考えられているため、必ず時間ない服用することが重要です。
120時間以降にエラを服用することについては明確なデータがなく、「何%妊娠を防げる」といった具体的な数字は示されていません。
エラには排卵を抑制すること効果と着床を防ぐ効果がありますが、120時間を超えて飲む時点ではすでに排卵が起きている可能性が高く、そうなると薬で妊娠を防ぐことはできません。
120時間以上経過した後の服用では、有効性はあまり期待できないと言えるでしょう。
レボノルゲストレルの場合
120時間を過ぎてレボノルゲストレルを服用しても、ほぼ効果を発揮しません。
緊急避妊効果のデータによれば、24時間以内の服用では妊娠阻止率が約97%と非常に高いのに対し、72時間ギリギリでは約85%まで低下することが分かっています。
レボノルゲストレルは排卵を遅らせることで妊娠を防ぎますが、時間が経ち過ぎるとすでに排卵が起こってしまっている可能性が高く、薬では対処は不可能です。
時間経過によって効果が大きく低減することから、120時間を超えてからレボノルゲストレルを処方されることはないのです。
アフターピルを120時間以内に服用できたときに気をつけること
服用可能時間が最も長いエラを120時間以内に服用できたからといって、妊娠を100%防げるわけではありません。
服用後は以下の点に注意しながら体調の変化に気を配りましょう。
120時間以内にアフターピルを服用できたからと言って安心してはいけません。
服用したあとにあらわれる副作用は一時的なものとはいえ、つらいと感じる方が多いです。
また「服用後の出血がいつになったら起こるのか」「実は妊娠してしまったのではないか」といった不安もぬぐえません。
服用後しばらくは自分の体の様子を観察し、生理や体調の変化に注意して過ごすことが大切です。
エニピルでは、アフターピルを服用したあとに気になる症状や疑問があらわれた場合、LINEのトーク画面からすぐに相談ができます。
アフターピルに関する専門家が24時間ずっと待機しており、処方後は回数制限もなくいつでも相談可能であるため、無料相談したい方にはおすすめのサービスです。
120時間以内に服用できた場合の副作用
120時間以内にエラを服用した場合、吐き気や頭痛、めまい、倦怠感、乳房の張り、軽い出血などの副作用があらわれると報告されています。
症状は一時的なもので、通常は数日以内に自然と治まります。
服用後2~3時間以内に嘔吐してしまうと薬が十分吸収されていない可能性があるため、再度医師に相談してください。
次の生理のタイミングが通常より早まったり遅れたりすることもあります。
人によっては全く副作用が出ない場合もありますが「吐き気や頭痛の症状があらわれたら嫌だな」と、不安な気持ちになりますよね。
エニピルでは副作用に対して不安を抱いている方や、副作用があらわれやすい方に向けて、アフターピル処方時に「副作用緩和セット」を一緒に処方することもできます。
頭痛薬、吐き気止め、むくみ止めを処方できるため、もし不安があればアフターピル処方時に医師に相談してみましょう。
消退出血が来ないまま生理になることも
アフターピルを服用すると通常、数日〜数週間以内に消退出血と呼ばれる一時的な出血が起こることがあります。
しかし消退出血が全く起こらず、そのまま次の生理になってしまうケースも珍しくありません。
消退出血が来ないと「ちゃんと効いていなかったのでは?」と不安になりますよね。
次の生理が予定通りもしくは多少前後して来れば、薬が効いた可能性が高いため過度に心配しすぎないことが大切です。
消退出血の有無にかかわらず、通常の生理が来た場合はひとまず安心して良いでしょう。
アフターピルを飲んだのに陽性になる可能性もある
緊急避妊薬は高い確率で妊娠を防ぎますが、100%ではないため、服用が遅れたり排卵のタイミングによっては失敗します。
エラを正しく服用しても1.5%、レボノルゲストレルでは2~3%のケースで妊娠にいたったという報告があります。
そのため服用後も生理が予定通りに来るか経過を見守り、妊娠の兆候がないか注意しておきましょう。
アフターピルを飲んだのに妊娠検査で陽性反応が出た場合は、残念ですが妊娠が成立している状態です。
その際は早めに医療機関を受診して、今後の対応について医師と相談してください。
アフターピルを120時間以内に服用するのが難しいなら低用量ピルの検討を
万が一の際に120時間以内にアフターピルを用意するのが難しい環境なのであれば、日頃からできる避妊対策として低用量ピルの使用を検討するのもひとつの方法です。
低用量ピルは毎日正しく服用することで非常に高い避妊効果を発揮し、緊急避妊に頼らずに妊娠を防ぐことができます。
低用量ピルは正しく毎日服用すれば避妊成功率が99.7%と言われており、安心して長期使用できる避妊法です。
人によっては服用に注意が必要な場合や副作用が出ることもあるため、利用を検討する際は医師に相談しましょう。
エニピルでは低用量ピルの取り扱いもあり、薬のラインナップも豊富です。
低用量ピルは目的ごとの選択すべき薬が異なるため「どの低用量ピルを飲めばいいの?」とお困りであればエニピルのLINEで専門家に相談してみましょう。
エニピルにはアフターピルの専門家以外にも、ピルに関するエキスパートが多数在籍しています。
ご自身の体質やお悩みについて、まずはLINEで相談してみてくださいね。
アフターピルを120時間に服用できるようにエニピルを登録しておこう
いざというときに120時間以内にアフターピルを確実に入手して服用できるよう、事前にエニピルというオンライン診療サービスにLINE登録しておくのがおすすめです。
アフターピルだからこそ迅速な対応が必要であり、エニピルは緊急時に即座に対応できるポイントをもっています。
エニピルはオンラインでアフターピルの相談・処方を受けられる医療サービスで、必要なときに速やかに薬を手に入れるサポートをしてくれます。
医師への事前相談やバイク便による薬の迅速な配達など、緊急時に頼れるサポート体制が整っています。
事前にエニピルに登録しておけば、避妊に失敗した際でも慌てずに対応でき、120時間という期限内での服用をスムーズに実現できるでしょう。
「アフターピルを服用したいけどどの薬を頼めばいいの?」と不安に思っている方は、エニピルで専門家へご自身の体質や状況をお知らせください。
最適なお薬の提案をスムーズにするため、最短時間でアフターピルを入手できるでしょう。
事前相談ができるから診察がスムーズ
エニピルに登録しておけば、必要なときに備えて事前に医師や専門スタッフにLINEで相談をしておくことができます。
診察予約時に問診票に回答しておくことで、症状や既往歴などをあらかじめ医師に共有が可能です。
エニピルは自由診療であるため、ご自身で希望したアフターピルを処方してもらえますが、初めての方だと「どれを処方してもらうのが良いの?」と戸惑いますよね。
LINEで事前相談をしておけば、あらかじめ不安な点や質問を解消しておけば、診察もスムーズに進みます。
事前相談時に自分の状況を伝えておけば、診察時にゼロから説明する必要もなく、時間短縮につながるでしょう。
バイク便を使えば診察から1時間で届く
エニピルを利用した際、東京都と神奈川県の方はバイク便による配送サービスを利用できます。
17:30までに診察とオンライン決済が完了し、別途料金9,900円を支払えば約1時間でアフターピルが手元に届きます。
オンライン診察後、そのままバイク便を手配して薬を受け取れるため、自分でわざわざ医療機関や薬局に出向く必要もありません。
通常は産婦人科で薬を受け取るか、処方せんをもって薬局に行く手間がかかりますが、エニピルなら驚くほど早く薬を受け取ることができます。
通常配送でも15:00までの診察で当日発送であるため、最短で半日〜1日程度しかかからず、翌日には手元に届きます。
北海道や沖縄などの離島はプラス1日かかる可能性もありますが、翌々日には手元に届いているでしょう。
バイク便を利用することで、精神的な不安も軽減され、すぐに服用できる安心感が得られます。
服用後もいつでも何回でも相談可能
エニピルではアフターピルを服用した後でも、追加料金なしに24時間体制で何度でも相談することが可能です。
服用後に体調の変化や不安なことがあれば、時間を問わずLINEで問い合わせることができ、適切なアドバイスを受けられます。
たとえば副作用が続いて心配なときや、生理の遅れが気になるときでも、何度でも相談できるため安心です。
エニピルの医師は緊急避妊の対応に精通しているため、どんな質問にも的確に答えてもらえるでしょう。
アフターピル服用後もサポートが受けられることで、疑問を抱え込まずに済み、一人で悩まなくて良い点は大きなメリットと言えます。
よくある質問
アフターピルの服用時間や効果に関して多くの方が疑問に思う点をQ&A形式でまとめました。
アフターピルは120時間過ぎたら効かなくなりますか?
120時間を過ぎてしまうと、アフターピルの効果はほぼ期待できません。
アフターピル服用を推奨される72時間または120時間を超えると、妊娠阻止率が極端に下がるため、120時間を超えた後では基本的に効果はないと考えましょう。
エラは120時間以降でも効果がありますか?
エラを120時間以降に服用したときの効果は明確に証明されていません。
時間を過ぎてしまった場合、妊娠阻止率は大幅に低下するとされており、ほとんど期待できないでしょう。
アフターピルは72時間と120時間どっちがいい?
アフターピルを服用するなら、より長く効果が持続する120時間タイプのエラを選択した方が安心です。
72時間タイプのレボノルゲストレルも24時間以内と早めに服用すれば効果がありますが、72時間ギリギリのタイミングだと効果は若干低下します。
特にオンライン診療を利用する際は、薬が届くまでに半日~1日半かかる可能性があるため、服用までに余裕がある方を選択した方が賢明です。
3日を過ぎてしまった場合に備えて、初めから120時間タイプを処方してもらいましょう。
アフターピルは72時間越えたら効かなくなりますか?
72時間を過ぎると、従来のレボノルゲストレルの効果はほとんど期待できなくなります。
レボノルゲストレルは24時間以内に服用すれば97%の妊娠阻止を期待できる薬ですが、24時間以上の服用だと85%にまで下がり、72時間以上経つと効果は格段に下がるのが実情です。
24時間以内に服用できない恐れがある場合は、レボノルゲストレルではなく120時間まで有効なエラを検討することをおすすめします。
エラは120時間以内であれば98%の妊娠阻止率を誇っているため、服用が120時間以内ギリギリでも効果を維持できるのです。
72時間を過ぎてしまったらできるだけ早く医師に相談しましょう。
アフターピルを120時間以降に服用することがないように備えておこう
アフターピルを120時間以降に服用する事態に陥らないよう、平時からしっかりと備えておくことが非常に大切です。
誰もが焦りや不安を感じてしまう状況だからこそ、事前の準備があなた自身を守る大きな助けになります。
避妊に失敗しても慌てずに済むよう、アフターピルの種類や服用可能な時間を理解し、早めの行動を心掛けましょう。
もしアフターピルを始めて服用する状況に陥っているのであれば、エニピルを活用してください。
エニピルはアフターピルに関する専門家が在籍しており、24時間いつでもLINEから無料相談ができます。
1時間以内に配達してくれるバイク便を利用したり、不明点や不安なことを専門家に相談したりして、120時間以内に妊娠阻止ができるようにしましょう。