生理中に匂いが気になるのはなぜ?考えられる原因と今日からできる対策

生理中、経血や汗のにおいが気になって、電車や職場でつい人目を気にしてしまう。そんな経験はありませんか。
この記事では、生理中ににおいが気になる原因と、今日からできる対策、注意したい異常なにおいのサインまでわかりやすく解説します。
生理中ににおいが気になるのはなぜ?考えられる原因

要点: 生理中のにおいは、ホルモンバランスの変化や経血の酸化、汗・皮脂の増加、ムレによる雑菌の繁殖が重なって強くなると考えられています。
ホルモンバランスの変化
生理周期の中でエストロゲンやプロゲステロンの分泌量は大きく変動します。この変化にともなって汗腺や皮脂腺の働きも影響を受け、体臭が普段より強く感じられることがあると言われています。
経血が空気に触れることによる酸化
経血そのものに強いにおいはあまりないとされていますが、ナプキンの中で空気に触れて時間が経つと酸化が進み、独特のにおいが発生しやすくなると考えられています。
汗・皮脂の分泌増加
生理前後は基礎体温や自律神経の変化にともなって汗をかきやすくなる方も少なくありません。デリケートゾーン周辺は汗腺が多く、蒸れやすい部位でもあるため、においが気になりやすい場所のひとつです。
ムレによる雑菌の繁殖
ナプキンで密閉された状態が続くと、デリケートゾーンは高温多湿になり雑菌が繁殖しやすい環境になります。この雑菌の働きによって、においがより強く感じられることがあるとされています。
経血のにおいとおりもののにおいの違い
要点: 経血のにおいとおりもののにおいは発生する仕組みが異なり、いつもと違う強いにおいが続く場合はセルフケアだけに頼らず注意が必要です。
経血のにおいの特徴
経血のにおいは、鉄分を含む血液特有のにおいに、酸化や雑菌の働きが加わったものと言われています。生理2〜3日目の経血量が多い時期に、においを強く感じる方が多い傾向があります。
おりもののにおいの特徴
おりものは腟内の自浄作用によって分泌されるもので、通常はほとんど無臭か、わずかに酸っぱいようなにおいがある程度とされています。生理前後はホルモンバランスの影響で量やにおいが変化しやすい時期です。
いつもと違うにおいに注意したいサイン
普段と明らかに違う生臭さや刺激臭が続く場合は、セルフケアの範囲を超えている可能性もあります。次の章で詳しい受診の目安を紹介します。
生理中のにおい対策|生理用品の選び方

要点: ナプキンをこまめに交換し、通気性の良い生理用品を選ぶことが、においケアの基本になると考えられています。
こまめな交換を意識する
通気性の良いナプキンやショーツを選ぶ
表面素材が布のようなやわらかいタイプや、通気性を意識した商品を選ぶことで、ムレを軽減しやすくなると言われています。デリケートゾーン周りの衣類も、締め付けの少ないものを選ぶとよいでしょう。
タンポンや吸水ショーツも選択肢に
経血が体外の空気に触れる時間を減らせるタンポンや吸水ショーツも、においが気になる方の選択肢のひとつです。自分のライフスタイルや経血量に合わせて使い分けるのがおすすめです。
日常生活でできるにおい対策
要点: デリケートゾーンの正しい洗い方や汗のこまめな拭き取り、生活習慣の見直しが、生理中のにおいケアにつながると考えられています。
デリケートゾーンの洗い方
デリケートゾーンは粘膜に近く刺激に弱い部位です。ゴシゴシこすらず、ぬるま湯やデリケートゾーン専用ソープでやさしく洗うことが大切とされています。洗いすぎは常在菌のバランスを崩し、かえってにおいの原因になることもあると言われています。
汗をかいたらこまめに拭き取る
外出先でも、汗拭きシートやデリケートゾーン用のウェットシートを活用して、汗や蒸れをこまめにケアすると気持ちよく過ごしやすくなります。
食生活や生活習慣を見直す
バランスの良い食事や十分な睡眠、適度な運動は、ホルモンバランスや汗のにおいにも関わると考えられています。生理中は特に体を冷やさないよう意識することもポイントです。
注意したい異常なにおい・受診の目安

要点: 強い生臭さやかゆみ・かぶれを伴うにおいが続く場合は、セルフケアだけで様子を見ず婦人科への相談を検討しましょう。
強い刺激臭や生臭さが続く場合
セルフケアを続けても改善しない強い生臭さや魚のようなにおいが続く場合、腟炎など何らかのトラブルが起きている可能性も考えられます。
かゆみ・かぶれを伴う場合
においとあわせてかゆみやヒリヒリ感、おりものの色の変化がある場合は、感染症などが関係していることもあるとされています。
婦人科を受診する目安
気になる症状が続く場合は、自己判断せず早めに婦人科を受診しましょう。
よくある質問
生理中のにおいは周りの人に気づかれやすいですか?
ナプキンをこまめに交換し、下着や衣類の中ににおいがこもらないようにしていれば、周囲に気づかれるほど強くにおうことは少ないと言われています。気になる場合は消臭タイプの生理用品を試すのもひとつの方法です。
おりもののにおいが生理前後に強くなるのは病気のサインですか?
ホルモンバランスの変化によって一時的ににおいが変わること自体は珍しくないとされています。ただし、明らかにいつもと違う強いにおいやかゆみを伴う場合は、婦人科での相談を検討しましょう。
ナプキンはどのくらいの頻度で交換すればいいですか?
経血量に関わらず、2〜3時間を目安に交換することが推奨されています。長時間の使用は雑菌の繁殖につながりやすいため、こまめな交換を心がけましょう。
デリケートゾーンを洗いすぎるのは良くないですか?
洗いすぎると常在菌のバランスが崩れ、かえってにおいや不快感の原因になることがあると言われています。1日1〜2回、やさしく洗う程度にとどめるとよいでしょう。
生理中のにおい対策のまとめ
生理中のにおいの多くは日々のケアで軽減できると考えられていますが、生理周期や経血量そのものが気になる方は、低用量ピルによるコントロールを検討するのもひとつの方法です。エニピルでは、低用量ピルのオンライン診療・処方を行っており、自宅にいながら医師に相談できます。
