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導入事例
株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ

  • 従業員数: 1358人
  • 男女比: 4:6
  • 平均年齢: 32.5歳
  • 業種: サービス業

“制度導入後は男女問わず反響大!薬剤の豊富さと金額、アフターフォローの手厚さが決め手となりました”

株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ

お話を伺った方: 株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ 人事部 兼 サスティナビリティ推進室 新保様

はじめに御社の事業概要を教えてください。

当社は「あそびごころとやさしさで、人の心を人生を豊かにする」をミッションに掲げ、全国約60箇所で結婚式場の運営をしています。

長年培ったノウハウを生かし、結婚式場の運営以外にも、別の会場と提携し 集客や施工、営業活動を行なうコンサルティング事業や、ドレスやレストラン、 ブライダルのクレジット事業、旅行事業など多岐に渡り展開をしています。

インタビューの様子

導入背景

「エニピルforキャリア」導入前どのような課題を抱えていましたか?

実際にマネージャーにヒアリングをすると、生理痛やPMSが重度な社員がいるということが分かりました。

当社には生理休暇の制度はありますが、組織側から積極的な働きがけが少なくあまり浸透していませんでしたので、もっと女性活躍推進に力をいれていかなければと課題に感じていました。

「エニピルforキャリア」導入に至った経緯を教えてください。

当社は、全社員の女性比率が6割を超えており、D&Iの観点から女性のさらなる活躍を加速させる必要があると考えていました。また、当業界は、労働集約型で人を資本にしてサービスを提供していることから、社員が心身ともに生き生きと健康的に働くことがお客様により良いサービスを提供することにつながります。
このような理由から、社員のウェルビーイングの向上に繋がると考え、導入を決めました。

導入にあたって

導入にあたって難しかった点はありましたか?

女性特有の健康課題に対する福利厚生を導入することを男性社員含め、全社にどう発信したら良いかは何度も検討を重ねました。結果的に3月8日の国際女性デーに合わせて、「長期的な戦略としてD&Iの実現やウェルビーイング向上を踏まえての導入であること」という文脈で発信しました。「女性だけ助けたい」という文脈に留まらずに発信することで、性別問わず新しい福利厚生に興味を持ってもらえるように工夫をしました。

また、オンラインピル診療の導入と併せて、女性活躍を推進する制度を複数導入しました。単品で導入すると、低用量ピルへの知識が少ない方には「え、避妊のため?」という間違った認識を持たれる懸念があったため、プレコンセプションケアの無料相談窓口やAMH検査の無料サービス、卵子凍結の費用補助制度、ヘルスケアに関する啓蒙動画サービスなど、様々な福利厚生を同時に導入することで、企業が包括的に女性活躍を推進考えていることを示すことができたと思います。

テイクアンドギヴ・ニーズが女性特有の健康課題へのサポート施策『Femself BOX』を導入

「エニピルforキャリア」で決めた理由を教えてください。

導入にあたり複数社から説明を聞き、比較しました。その中で「エニピルforキャリア」に決めた理由は薬剤の豊富さと金額、そしてアフターフォローの手厚さです。もともと低用量ピルを服用している社員が会社の福利厚生に切り替える場合、対応できる薬剤が豊富にあることは魅力的に映りました。

一方、会社からのお知らせで低用量ピルの存在を初めて知った社員の場合、価格は1つ基準になると思います。「エニピルforキャリア」は、効果を感じた時も続けやすい価格でありながら、LINEでの再診が無料な点も、非常にポイントが高かったです。

最後は、アフターフォローの手厚さです。弊社は、グループ会社含めて4~5社で利用しているのですが、注文用のURLをそれぞれの会社で作っていただき、請求書も分けていただくなどきめ細かく対応いただいており、とても助かっています。

エニピルforキャリアのイメージ

導入効果

導入後の従業員の反応はいかがでしたか?

男女問わずとても好反応でした。導入のお知らせは、全社員宛のメールと社内SNSの掲示板で行いました。お知らせ直後に、たくさんのリアクションがあった他、全社員宛のメールに対して「女性のキャリアとライフプランに、とても寄り添った温かい福利厚生で感動しました」という返信をしてくださった社員もいました。

また、ある男性マネージャーは「大事なことだよね」と、わざわざサスティナビリティ推進室の席のところまで来て声をかけていただきました。男性マネージャーは、生理痛が重い女性部下が「休暇は使いづらい」と無理して働いていた姿を見て、休ませてあげたいけれども、どう対応すれば良いかわからなかったと話をしていました。そこに対して、新しい解決法を提案できるようになったことは良かったと思います。

また、弊社は新入社員研修の際に、福利厚生の一覧を説明するのですが、社員から「研修で聞いたのですが、低用量ピルは実際に使えますか」という問い合わせも入っており、改めて需要があるなと実感しています。

実際に導入してみて、当初抱えていた課題は解決されましたか?

当社の場合は、導入の目的をD&I実現やウェルビーイングの向上のように、広く置いているので、課題がすべて解決されたわけではないですが、確実に前進しているという手応えは感じております。この効果をしっかりと実感するために定期的に測定していきたいと思っています。

例えば、利用している社員の業績がどれぐらい上がっているか、エンゲージメントがどう変化しているかなど、利用者へのアンケートを検討している段階です。実際に利用している社員の多くは現場で立ち仕事をおこなっているため、特に効果を感じやすいと思います。

インタビューの様子

最後に今後の目指す組織について教えてください。

サスティナビリティ推進における重要課題が3つあり、そのうちの1つがウェルビーイングの実現です。昨今、健康経営の重要さが叫ばれている中、弊社の場合は平均年齢が若いこともあり、なかなかその重要度やリテラシーが低い傾向があります。

そのため、このオンラインピル診療の福利厚生をきっかけに、若い社員が自分自身のヘルスケアに関心を持つ人が増え、長期的に健康意識が向上すると良いと思っています。さらに言えば、従業員満足度の向上だけではなく、結果的に生産性の向上や、創造性の向上を目指していきたいです。

サービス業界においては、似た境遇で悩んでいる企業も多いと思います。弊社の取り組みを積極的に発信することで、企業の枠を超えて業界全体の意識改革に繋がれば嬉しいです。

導入に関してご不明な点がございましたら
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