導入事例
Sansan株式会社
- 従業員数: 1782人
- 男女比: 6:4
- 平均年齢: 32歳
- 業種: 情報・情報通信
“制度導入で社員の生理負担が3.2Pt改善!導入後の手厚いサポートのおかげで制度運用も助かっています”
お話を伺った方: Sansan株式会社 人事本部 Employee Success部 我妻様
はじめに御社の事業概要を教えてください。
当社は、働き方を変えるDXサービスの企画・開発・販売を一連で行っている企業です。主に、営業DXサービス「Sansan」やインボイス管理サービス「Bill One」、契約データベース「Contract One」、名刺アプリ「Eight」などのサービスを国内外で展開をしております。
導入背景
「エニピルforキャリア」導入前どのような課題を抱えていましたか?
制度の導入前に女性社員を対象にアンケートを実施したところ、「約7割が仕事をする上で生理やPMS(月経前症候群)に課題を感じている」という回答があり、中には「月の半分近くパフォーマンスが落ちる」という社員もいることが分かりました。
さらに、導入前のテスト段階で100名以上の女性社員がこの制度の利用を希望していることが判明し、改めて深刻な課題だと実感しました。
導入にあたって
導入にあたって難しかった点はありましたか?
「エニピルforキャリア」はピルの種類を多く取り扱っているというメリットがある一方で、種類ごとに価格が異なるため、どこまで会社としてサポート対象にすると良いかは悩んだポイントでした。
もともと低用量ピルを服用している社員に対してヒヤリングし、どのピルの種類が一番処方されているのかを調査して、ボリュームゾーンのピルを外さないようにしました。その予算の見立てや社内の調整が難しかった点です。
「エニピルforキャリア」で決めた理由を教えてください。
サービスの利用のしやすさに利点を感じました。 「エニピルforキャリア」は、申し込みをしてからオンライン診療を受けて服薬を開始するまでがとてもスピーディーで、ピルが最短1~2日で届くという体験が良かった点です。
もともと導入前の説明時に、服薬までとてもスピーディーだなという印象を持ちましたが、本当なのかと疑っていた部分もありました (笑)
実際、導入してみたら本当に早くて、社員たちも驚いていましたね。
導入効果
導入後の従業員の反応はいかがでしたか?
利用した社員からは、「こんなに早く届くのですね」などサービスのスピード感について沢山の良い反応をもらっています。従来のように婦人科の予約を取って、診察を受けるまでの待ち時間を考慮し、通院のための休暇を調整するといった工程を考えずに、オンライン診療ですぐにピルの服用を始められたことが良かったと聞きました。
何よりも、人事が狙いとしていた「PMS緩和から、日々のパフォーマンスを取り戻すこと」に効果を感じられているという声が多く得られたことが良かったです。
実際に導入してみて、当初抱えていた課題は解決されましたか?
生理やPMS(月経前症候群)が日常生活へ与える影響度について、導入後にアンケートをとったところ、3.2Ptの改善がみられました。悩んでいた社員がご機嫌に働けるようになったことを、直接社員から聞いたりアンケート結果を通して可視化できたりしたことにより、少しずつ解決されていると実感が沸いてきました。
月経諸症状による労働損失の影響度を給与換算すると納得感が増すため、導入の際に経営陣へ提示すると理解してもらいやすくなると思います。
「エニピルforキャリア」にしてよかったと思うことはありますか?
日々「エニピルforキャリア」の担当者の方に細やかにサポートいただけることがとてもありがたいです。サービスを導入するだけして、あとは全て導入企業の人事担当に任せるというスタンスではなく、いつも迅速に返答いただけるため、困った時には相談しやすいです。直近は、休職社員が制度を再開するときの方法といった細かな相談から、社員告知用のチラシの共有など制度社内認知のサポートまで、広くサポートいただけています。
社員にとって嬉しい制度でも、人事などの運営側の負担が大きくなってしまうのは、本末転倒ですので、導入後の手厚いサポート体制にはとても感謝しています。
最後に今後の目指す組織について教えてください。
私は、社内でダイバーシティ推進と健康増進の領域を担っていますが、どちらのテーマに向き合う時にも、基本は「社員がご機嫌に毎日を送れるようになってほしい」という願いがあります。それが組織としての最大のパフォーマンスにもつながり、ひいては事業の成長につながるという思いで制度の導入にも力を入れています。
例えば、このような低用量ピルの制度で「体調の変化を感じられて嬉しい」「助かった」という気持ちをきっかけに、社員が自分の健康にオーナーシップを持てるようになってほしいと思っています。
若い組織ということもあり、健康を二の次にして働きすぎてしまうこともありますが、健康第一ということに立ち返り、自立的に行動することで、組織をポジティブに変えられると思っています。相互にプラスの刺激を与えるような組織を目指していきたいです。
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