ピルを飲んでいれば妊娠の心配はない?避妊効果のあるピルについて詳しく解説
「ピルを飲んでいれば避妊しない」と考える人は多いのではないでしょうか?
ピルとひとくちに言っても、種類はさまざまです。
月経困難症やPMSの治療に使われるピル、生理を移動させるために使用するピルなどもあり、必ずしも「ピル=避妊」ではないことに注意しましょう。
避妊効果の認められているピルは「低用量ピル」と「アフターピル」の2種類です。
低用量ピル:毎日飲むことで妊娠を防ぐ高い避妊効果があるお薬。
アフターピル:避妊に失敗した後に緊急で飲むことで妊娠を防ぐお薬。
月経困難症やPMS、月経移動に用いられるピルは避妊目的での使用は認められていません。
「ピルを飲んでいるから避妊しなくても大丈夫」と安易に考えないことが重要です。
この記事でわかること
避妊効果のあるピル、避妊効果のないピル
低用量ピルの避妊効果
低用量ピルの避妊効果があらわれるまでの期間
忙しくて医療機関を受診する時間がない人や、ピルを避妊目的で処方してもらいたいと医師に伝えづらい人には、オンラインクリニックがおすすめです。
オンラインクリニックでは、自宅にいながら都合のよい時間に診察が受けられます。
問診はWeb上で、医師の診察は電話でおこなわれるため、顔を合わせずに完結する点もメリットです。
おすすめのオンラインクリニックを3つご紹介しますので、オンラインクリニック選びの参考にしてみてください。
【おすすめオンラインクリニック比較】
| 項目 | エニピル | スマルナ | マイピル |
|---|---|---|---|
| 低用量ピルの最低税込価格 | 3,630円~ | 2,380円~ | 2,690円~ |
| 診察代(税込) | 無料 ※初回購入時のみ3,300円(税込)がかかります。 |
無料 | 1,650円 |
| 送料(税込) | 550円 | 550円(※12シート一括決済の場合は無料) | 550円 |
| おすすめポイント | 公式LINEで24時間いつでも相談可能、副作用緩和薬剤セットあり | 副作用緩和薬剤セットあり、初回割引クーポンあり | 「はじめて割」やランク制度などで割引あり |
| 診察時間※ | 24時間 | 24時間 | 8:00~20:00 |
| 取扱っているピル | 【7種類】ラベルフィーユ、トリキュラー、アンジュ、マーベロン、ルナベルLD、フリウェルLD、ファボワール | 【5種類】アンジュ、トリキュラー、ファボワール、マーベロン、ラベルフィーユ | 【6種類】シンフェーズ、トリキュラー、ラベルフィーユ、アンジュ、マーベロン、ファボワール |
| 支払方法 | クレジットカード、後払い(コンビニ、郵便局、銀行、LINEPay) | クレジットカード、後払い(コンビニ、口座振替) | クレジットカード、QRコード・スマホ決済、スコア後払い・あと払いペイディ(Paidy)、銀行振込 |
| お薬の到着※※ | 最短翌日 | 最短翌日 | 最短翌日 |
※診療時間は、土日祝日をはじめ日によって異なる場合がございます。
※※診察時間や配送先により異なる
ピルを飲んでいれば妊娠の心配はない?
飲んでいるピルが「低用量ピル」で飲み忘れなく正しく服用している場合は、99.7%の確率で妊娠を避けられます。
ほとんど妊娠の心配はないと言ってよいでしょう。
ここで注意してほしいのが、月経困難症やPMSの治療、月経移動目的で処方されるピルは避妊目的で使用する低用量ピルとは異なる、ということです。
月経困難症などで処方されるピルは「妊娠の心配がない」とは言い切れません。
避妊目的のピルと同じく女性ホルモンを含み、排卵や子宮機能を抑えますが避妊効果は検証されていないためです。
添付文書にも「避妊目的で使用しないこと」と記載があるため、避妊を目的としたい場合は避妊用の低用量ピルを処方してもらいましょう。
ピルの種類と用途
ピルにはさまざまな種類があり、使用用途によって次の4種類に分かれます。
低用量ピル
超低用量ピル
中用量ピル
アフターピル
それぞれのピルの使用用途とお薬の分類を表にしました。
ひとくちにピルと言っても、避妊効果の検証がされていないピルもあるため、選ぶ際は使用用途をしっかり確認しましょう。
【ピルの種類と用途】
| ピルの種類 | 使用用途 | お薬の名前 |
|---|---|---|
| 低用量ピル | 避妊 | アンジュ、トリキュラー、ラベルフィーユ、マーベロン、ファボワール |
| 超低用量ピル | 月経困難症、子宮内膜症に伴う疼痛の改善、生殖補助医療における調節卵巣刺激の開始時期の調整 | ヤーズ、ヤーズフレックス、アリッサ、ルナベル、ジェミーナ |
| 中用量ピル | 月経移動 | プラノバール |
| アフターピル | 緊急避妊 | ノルレボ、エラ |
低用量ピルは、毎日服用して日々の避妊に使用することを目的とします。
超低用量ピルは、月経困難症やPMSの諸症状の緩和などに用いられるお薬です。
中用量ピルは旅行や大切な予定などと生理が重ならないよう、生理日をコントロールする目的で使用されます。
アフターピルはコンドームでの避妊の失敗や、性暴力による妊娠を避けるために緊急で使用するお薬です。
日々の性生活での避妊を目的とする場合は、低用量ピルを飲み続けることで高い避妊効果が得られます。
99.7%と高い低用量ピルの避妊効果
低用量ピルは飲み忘れなく正しく飲んでいた場合、99.7%の高い避妊効果があります。
飲み忘れも含めた一般的な使用でも避妊効果は91%です。
コンドームや膣外射精など、低用量ピル以外の避妊法の避妊失敗率を比較したデータを以下に示します。
【各種避妊法による1年間の避妊の失敗率】
| 方法 | 理想的な使用(%) | 一般的な使用(%) |
|---|---|---|
| 経口避妊薬(低用量ピル) | 0.3 | 9 |
| コンドーム | 2 | 18 |
| 膣外射精 | 4 | 22 |
(参考:研究論文 日本における予定外妊娠の医療経済的評価)
コンドームの使用、膣外射精が正確におこなわれた場合の避妊効果は98%、膣外射精では96%です。
しかし、コンドームは傷や劣化などによる損傷の可能性、膣外射精はカウパー液(いわゆる我慢汁)の中にも精子が含まれる可能性があります。
そのようなリスクを含めた一般的な使用での避妊効果はそれぞれ82%、78%にまで低下します。
確実な避妊効果を求めるのであれば、低用量ピルの定期的な服用が1番おすすめです。
ピルで避妊できるのはなぜ?
ピルは主に女性ホルモンの一種であるエストロゲンとプロゲステロンを含み、これらが連携して避妊効果を発揮します。
ピルは、以下の3つの作用によって妊娠を起こさないようにします。
脳からの排卵を促すホルモンの分泌を抑えることで、卵胞の成熟と排卵を防ぐ
子宮入口の粘液の性状を変化させ、精子が通りにくくする
子宮内膜を変化させ、万が一受精が起きても着床しにくくする
注意すべきピルの副作用
ピルの一般的な副作用として、以下の症状があります。
不正出血
吐き気や嘔吐
体重増加
乳房の張りや痛み
頭痛
約20%の人に不正出血が認められますが、飲み続けることで軽減しますので、3か月を目安に服用を続けましょう。
より重大な副作用は、血栓症の発症です。
血栓と呼ばれる血の塊ができやすくなり、肺や脳、心臓などに血の塊が詰まってしまうと命に関わります。
突然のふくらはぎの痛みや腫れ、息苦しさや胸痛、激しい頭痛、舌のもつれなどが血栓症のサインです。
このような症状があらわれた場合はすぐに医療機関を受診してください。
参考:低用量経口避妊薬、低用量エストロゲン・プロゲストーゲン配合剤 ガイドライン(案)
低用量ピルの避妊効果があらわれるまでの期間は飲み始めるタイミングで異なる
低用量ピルの避妊効果は、生理周期の初日に飲む場合は当日から、初日以外の日に飲み始めた場合は8日後から避妊効果が確立されます。
当日から避妊効果が発揮されるとはいえ、生理中は出血しているため、生理期間中の性行為は女性の体の状態的にも、感染症の観点からも推奨されません。
生理周期の初日以外の日に飲み始めた場合、ピルの効果が安定するまでの7日間は、ピル以外の避妊法(コンドームなど)が必要です。
ピルを飲み始めた日と生理周期の関係は避妊に深く関係しますので、メモやアプリなどでピルの服用タイミングをきちんと管理しましょう。
ピルの休薬期間も避妊効果はあり
低用量ピルの休薬期間中も避妊効果は続きます。
ピルを休薬すると、抑えられていた卵胞の発育は再開しますが、休薬期間の7日間では十分に卵胞が育たないため排卵が起こりません。
そのため、休薬期間中も妊娠を避けられます。
ただし、休薬期間が7日間以上になると排卵する可能性があるため、休薬後は再開し忘れないよう注意しましょう。
低用量ピルで避妊効果のないものがある?
低用量ピルの中には、避妊効果が認められていないものがあります。
低用量ピルには「低用量ピル」と「超低用量ピル」の2種類があり、避妊効果が認められているものは低用量ピルのみです。
低用量ピル:避妊目的に使用
超低用量ピル:月経困難や子宮内膜症に伴う疼痛緩和などに使用
超低用量ピルは、低用量ピルと同じ仕組みで効果をあらわすため、一定の避妊効果が期待できますが、日本人における避妊効果の検証はおこなわれていません。
「生理痛の痛みにピルをもらっているから避妊もできる」とは限りませんので、避妊を目的とする場合は、避妊効果が認められている低用量ピルを処方してもらうようにしましょう。
避妊目的で処方される低用量ピルの価格と特徴
避妊目的で国内で承認されている低用量ピルの価格の目安と特徴を紹介します。
価格は1シートあたりの値段で、1シート=1か月分です。
※保険が適用されない自由診療となりますので、価格は医療機関ごとに異なります。
低用量ピルは全部で5種類ありますが、いずれも実薬を3週間飲んで1週間休むを1周期とするお薬です。
実薬の3週間の中で、配合されているお薬の量が期間ごとに異なるか、同一かで大きく2つの系統に分かれ、特徴が異なります。
【避妊目的の低用量ピルの価格と特徴】
| 配合されるお薬の量 | お薬の名前 | 価格(税込)/シート | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 異なる | アンジュ21/28 | 2,500円~3,500円 | 生理的なホルモンバランスに近く、不正出血が起こりづらい。血栓症リスクが低い |
| トリキュラー21/28 | 2,500円~3,000円 | ||
| ラベルフィーユ21/28 | 2,500円~3,000円 | ||
| 同一 | マーベロン21/28 | 2,500円~3,500円 | 他の経口避妊薬が使用できない場合に処方 |
| ファボワール21/28 | 2,500円~3,000円 |
配合されているお薬の量が飲む時期によって異なるお薬にはアンジュ、トリキュラー、ラベルフィーユの3つがあります。
いずれもお薬の成分と量は同じで、ラベルフィーユはアンジュおよびトリキュラーのジェネリック医薬品です。
お薬の配合量を3段階に変化させることで、より生理的なホルモンバランスに近くなり、不正出血が起こりづらいとされています。
他の低用量ピルと比較し、血栓症リスクが低いメリットもあります。
マーベロン、ファボワールは、配合されているお薬の量がどの時期も同一のお薬です。
ファボワールはマーベロンのジェネリック医薬品で、マーベロンと同じ成分を同量配合しています。
アンジュ等と異なり、配合されているお薬の量がすべて一定であるため、誤って別の日のお薬を飲んでも体への影響はありません。
他の低用量ピルよりも血栓症リスクが高いことが報告されており、他の経口避妊薬が使用できない場合の選択肢として処方されます。
ピルを避妊目的で欲しいと言いづらい場合はどうしたらいい?
ピルを避妊目的で欲しいと言いづらい場合の2つの対策をご紹介します。
1.避妊目的でのピル処方は恥ずかしいことではないと認識する
2.対面診療しなくてよいオンラインクリニックを利用する
日本では避妊目的での低用量ピルの利用が2.9%と少ないため、心理的な抵抗があるかもしれません。
しかし、ヨーロッパの主要な国では約30%の女性が使用している一般的な避妊方法です。
大切なご自身の体を守るための方法であり、医師から何か言われることもありませんので、恥ずかしがらずに受診してみてくださいね。
とはいえ、やはり抵抗がある……という方には、オンラインクリニックがおすすめです。
対面での診察が必要ないため、人と顔を合わせずにピルを処方してもらいたいという人に最適の方法です。
1.避妊目的でのピル処方は恥ずかしいことではないと認識する
日本における避妊目的でのピルの使用率は2.9%と、海外に比べてかなり低いのが現状です。
そのため、ピルを避妊目的で使用すると言いづらい風土があるかもしれません。
【日本と海外における避妊目的でのピル使用率】
日本:2.9%
アメリカ:13.7%
イギリス:26.1%
フランス:33.1%
ドイツ:31.7%
(出典:Contraceptive Use by Method 2019)
しかし、上記のように欧米ではピルの使用は珍しいことではありません。
望まない妊娠を防ぐためにも大切な手段であり、決して恥ずかしいことではないのです。
受診の際に医師や看護師から何か言われる心配もありませんので、安心して受診しましょう。
2.対面診療しなくてよいオンラインクリニックを利用する
医療機関での対面診療に抵抗がある場合は、オンラインクリニックで処方してもらう方法があります。
オンラインクリニックでは問診への記入後、電話で医師の診察を受けて必要に応じてピルを処方してもらいます。
顔を合わせることなくすべての手続きが完結するため、避妊目的でピルの処方をしてもらいたいと言いづらい人におすすめです。
避妊目的でピルを処方してもらえるおすすめオンラインクリニック3選
避妊目的のピルをオンラインで処方してもらえるおすすめのクリニックを3つご紹介します。
オンラインクリニックを選ぶときには、以下の3つのポイントに注目して選びましょう。
続けやすい価格
取扱うピルの種類
アフターフォロー
低用量ピルは毎日飲み続けることで避妊効果を発揮します。
そのため、続けやすい価格であるかどうかが大切なポイントです。
ピル本体の値段にくわえ、診察代や送料、システム利用料などの確認もおこない、総合的にいくらかかるかを把握しましょう。
ピルが合う、合わないは個人差が大きいため、取扱いピルの種類が多いクリニックであるかどうかも重要です。
また、診療時間やアフターフォローが充実しているかどうかもチェックしましょう。
飲み忘れや不正出血など、ピルを飲み始めると相談したい場面が多く出てくると思います。
そんなとき、相談できる窓口のあるクリニックだと安心です。
【おすすめオンラインクリニック比較】
| 項目 | エニピル | スマルナ | マイピル |
|---|---|---|---|
| 低用量ピルの最低税込価格 | 3,630円~ | 2,380円~ | 2,690円~ |
| 診察代(税込) | 無料 | 無料 | 1,650円 |
| 送料(税込) | 550円 | 550円(※12シート一括決済の場合は無料) | 550円 |
| おすすめポイント | 公式LINEで24時間いつでも相談可能、副作用緩和薬剤セットあり | 副作用緩和薬剤セットあり、初回割引クーポンあり | 「はじめて割」やランク制度などで割引あり |
| 診察時間※ | 24時間 | 24時間 | 8:00~20:00 |
| 取扱っているピル | 【7種類】ラベルフィーユ、トリキュラー、アンジュ、マーベロン、ルナベルLD、フリウェルLD、ファボワール | 【5種類】アンジュ、トリキュラー、ファボワール、マーベロン、ラベルフィーユ | 【6種類】シンフェーズ、トリキュラー、ラベルフィーユ、アンジュ、マーベロン、ファボワール |
| 支払方法 | クレジットカード、後払い(コンビニ、郵便局、銀行、LINEPay) | クレジットカード、後払い(コンビニ、口座振替) | クレジットカード、QRコード・スマホ決済、スコア後払い・あと払いペイディ(Paidy)、銀行振込 |
| お薬の到着※2 | 最短翌日 | 最短翌日 | 最短翌日 |
※診療時間は、土日祝日をはじめ日によって異なる場合がございます。
※2診察時間や配送先により異なる
エニピル
エニピルは、取扱っているピルの種類も7種類と多いため、さまざまな選択肢の中から自分に合うお薬を見つけやすいでしょう。
診療時間も24時間受け付けているため、仕事が忙しい人でも都合のよい時間帯に診察を受けられます。
また、公式LINEで24時間いつでもピルや生理に関する相談ができるアフターフォロー体制を整えている点も、ユーザーとしては嬉しいポイントです。
スマルナ
スマルナは24時間365日受診できるため、仕事や学校が終わったあとや休日でも受診できる点がメリットです。
低用量ピルの最低税込価格は2,380円ですが、初回割引クーポンを使用すればさらに安く入手できます。
12か月分を一括で頼めば診察代・送料も無料になりますので、ピルに体が慣れたらまとめて頼むとよいでしょう。
マイピル
マイピルは、診療時間が8:00~20:00となっている点に注意が必要です。
事前予約が可能ですので、仕事をされている方は、お昼休みなどを利用して受診するとよいでしょう。
マイピルは「はじめて割」や「ランク制度」「紹介割引」などさまざまな割引制度が用意されているため、上手に使うと続けやすい価格で処方してもらえます。
支払方法もクレジットカード決済のほか、QRコード決済などにも対応しており、選択肢が多いというメリットがあります。
よくある質問
ピルと避妊に関するよくある質問についてご紹介します。
ピルを飲んでいればゴム無しでも避妊できる?
低用量ピルを正しく飲んでいれば、コンドーム無しでセックスしても避妊できます。
ただし、性感染症予防にはなりません。
女性の体を守るためには、低用量ピルでの避妊と、コンドームを使用した性感染症予防のダブルで対策することが大切です。
月経困難症でピルを飲んでいますが、避妊効果もある?
月経困難症治療目的のピルでは避妊効果があるとは言い切れません。
月経困難症に用いられるピルは「超低用量ピル」です。
避妊効果を持つ低用量ピルと同じ仕組みで体に作用するため、理論上は避妊効果も期待されます。
しかし、月経困難症治療目的のピルの日本人における避妊効果は検証されていません。
「避妊目的で使用しないこと」と添付文書にも明記されているため、避妊目的でピルを使用したい場合は、その旨を医師に相談しましょう。
まとめ
ピルにはさまざまな種類がありますが、避妊効果のあるピルは「低用量ピル」と「アフターピル」の2種類です。
アフターピルは避妊に失敗した、性暴力などで臨まない妊娠を防ぐときなどに使用する「緊急避妊薬」です。
普段の生活で避妊したい場合は低用量ピルを服用する必要があります。
月経困難症やPMSの治療などでピルを服用する方もいるかと思いますが、処方されているのは「超低用量ピル」であり、避妊効果の検証はされていません。
そのため「ピルを飲んでいるから避妊できるだろう」と避妊なしでの性行為をおこなうと、妊娠するリスクがあります。
低用量ピルを飲み忘れなく定期的に服用した場合の避妊効果は99.7であり、コンドーム使用や膣外射精などの他の避妊方法よりも高い効果が見込まれます。
望まない妊娠を防ぎ、女性の体を守るためにも避妊には低用量ピルを使用するようにしましょう。

