アフターピルはマツキヨで買えるのか?取り扱い薬局一覧とおすすめ購入方法
「アフターピルをマツキヨで買いたい」「処方箋なしで手軽に購入できないのか」と考えている方も多いのではないでしょうか。
2023年から一部の薬局で試験販売が始まりアフターピルが身近な存在になりつつありますがマツモトキヨシでは現在取り扱いがありません。
アフターピルを購入できる薬局は全国でもまだ限られておりお住まいの地域によっては利用が難しいのが現状です。
また試験販売を利用する場合はアンケートへの回答や身分証明書の提示など通常の買い物とは異なる手続きが必要になります。
本記事ではマツキヨでアフターピルが買えない理由や試験販売を行っている薬局の一覧、薬局以外でアフターピルを入手する方法について詳しく解説していきます。
できるだけ早くアフターピルを手に入れたい方やどこで購入すればよいか迷っている方はぜひ参考にしてください。
2025年現在マツキヨでアフターピルは購入できないが一部薬局・ドラッグストアでは購入可能
2025年現在マツモトキヨシ(マツキヨ)ではアフターピルを購入することはできません。
日本ではアフターピルは処方箋が必要なお薬に分類されており原則として医師の診察を受けなければ入手できない仕組みになっています。
ただし2023年11月から厚生労働省の調査研究事業として一部の薬局で試験販売が行われており処方箋なしでアフターピルを購入できる店舗も存在します。
試験販売に参加している薬局は全国で約200店舗ほどありますがマツキヨはこの試験販売に参加していません。
アフターピルを薬局で購入したい場合は試験販売に参加している店舗を探す必要があります。
アフターピルを扱っているマツキヨは0店舗
マツモトキヨシグループの店舗でアフターピルを取り扱っている店舗は現時点で1店舗もありません。
マツキヨは全国に約1,700店舗以上を展開する大手ドラッグストアチェーンですが厚生労働省の試験販売事業には参加していないのが現状です。
試験販売への参加は各薬局の判断に委ねられており大手チェーンでも参加していない企業は少なくありません。
マツキヨでアフターピルが買えるようになるのは将来的に市販化が正式に認められてからになるでしょう。
現時点でマツキヨの店舗に行ってもアフターピルを購入することはできないため他の入手方法を検討する必要があります。
試験販売を行っている薬局を探すかクリニックで処方を受けるかオンライン診療を利用するかの選択肢があります。
試験的販売(市販)をしている一部薬局・ドラッグストアではアフターピルの購入が可能
厚生労働省の調査研究事業に参加している一部の薬局・ドラッグストアでは処方箋なしでアフターピルを購入できます。
この試験販売は2023年11月28日からスタートしており全国約200店舗の薬局が参加しています。
購入できるアフターピルは72時間用のレボノルゲストレル錠のみで120時間用のエラは対象外です。
価格は7,000円〜9,000円程度に設定されている店舗が多いとされています。
薬剤師による説明を受けた上で購入する形になるため医師の診察は不要ですが一定の手続きは必要になります。
試験販売はあくまで調査研究を目的としたものであり正式な市販化ではない点に注意が必要です。
参加店舗は今後増減する可能性があるため最新情報を確認してから来店することをおすすめします。
アフターピルが購入できる薬局・ドラッグストア一覧
試験販売に参加している薬局・ドラッグストアは厚生労働省の特設サイトで確認できます。
参加店舗は全国に分布していますが都市部に集中している傾向があり地方では近くに対象店舗がないケースも少なくありません。
主な参加チェーンとしてはウエルシア、スギ薬局、サンドラッグ、ココカラファインなどの一部店舗が挙げられます。
ただし同じチェーンでも全店舗が参加しているわけではなく店舗ごとに異なるため事前に確認が必要です。
厚生労働省の「緊急避妊薬販売に係る環境整備のための調査事業」のページで参加薬局の一覧が公開されています。
最新の参加店舗リストはこちらのページから確認できるため来店前に必ずチェックしてください。
参加店舗であっても在庫がない場合や営業時間外の場合は購入できないため電話で確認してから来店することをおすすめします。
試験的販売(市販)をしている薬局・ドラッグストアでアフターピルを買うときの注意点
試験販売を行っている薬局でアフターピルを購入する場合はいくつかの条件や手続きがあります。
通常の市販薬を購入するときとは異なり身分証明書の提示やアンケートへの回答が求められます。
また年齢制限もあるため購入前に条件を確認しておくことが大切です。
条件を満たしていない場合は薬局で購入できないためクリニックやオンライン診療を利用する必要があります。
調査研究を目的とした試験販売のため、アンケートや研究への参加同意が必要
試験販売は厚生労働省の調査研究事業として行われているためアンケートへの回答と研究への参加同意が必須です。
この試験販売はアフターピルの市販化に向けた安全性や有効性を検証する目的で実施されています。
購入時には調査研究に関する説明を受けた上で同意書への署名が求められます。
またアフターピル服用後にはフォローアップのアンケートに回答する必要があります。
アンケートでは服用後の体調変化や副作用の有無、妊娠の有無などについて質問されます。
研究への参加に同意できない場合は試験販売でアフターピルを購入することはできません。
個人情報は適切に管理されるため安心して参加できますがこうした手続きが面倒に感じる方もいるでしょう。
公的身分証明書が必須
試験販売でアフターピルを購入する際には公的な身分証明書の提示が必須です。
運転免許証、マイナンバーカード、パスポート、健康保険証などの本人確認書類を持参する必要があります。
身分証明書がない場合は購入できないため来店前に必ず準備してください。
本人確認は年齢や身元を確認するために行われます。
身分証明書のコピーを取られることはありませんが薬剤師が目視で確認します。
顔写真付きの身分証明書があるとスムーズに手続きが進むでしょう。
身分証明書を忘れてしまった場合は一度帰宅して取りに行くか他の入手方法を検討する必要があります。
16歳未満は購入不可
試験販売では16歳未満の方はアフターピルを購入することができません。
年齢制限は安全性の観点から設けられておりこの条件は例外なく適用されます。
16歳未満でアフターピルが必要な場合は産婦人科やレディースクリニックを受診するかオンライン診療を利用する必要があります。
一部のオンライン診療サービスでは保護者の同意があれば16歳未満でも処方を受けられる場合があります。
年齢を偽って購入しようとしても身分証明書で確認されるため購入することはできません。
困っている場合はひとりで抱え込まずに信頼できる大人や医療機関に相談してみてください。
16-17歳の人は保護者の同伴が必要
16歳〜17歳の方が試験販売でアフターピルを購入する場合は保護者の同伴が必要です。
未成年者が単独で来店しても購入することはできないため保護者と一緒に薬局を訪れる必要があります。
保護者が同伴できない場合や保護者に知られたくない場合は試験販売を利用することが難しくなります。
そのような場合はオンライン診療を利用するのがおすすめです。
エニピルなどの一部のオンライン診療サービスでは18歳未満でも保護者の同伴なしで処方を受けられる場合があります。
プライバシーを守りながらアフターピルを入手したい場合はオンライン診療を検討してみてください。
薬局・ドラッグストア以外でアフターピルを入手する方法
薬局・ドラッグストアの試験販売を利用できない場合でもアフターピルを入手する方法はあります。
対面クリニック(婦人科・産婦人科)で処方してもらう方法とオンライン診療で処方・配送してもらう方法の2つが主な選択肢です。
どちらの方法でも医師の診察を受けてから処方されるため安心して服用できます。
対面クリニック(婦人科・産婦人科)で処方してもらう
産婦人科やレディースクリニックを直接受診すれば医師の診察を受けてその場でアフターピルを処方してもらえます。
対面診療の最大のメリットは診察後すぐにお薬を受け取れる点です。
配送を待つ必要がないためその日のうちに服用を開始できます。
医師と直接顔を合わせて相談できるため副作用や効果について詳しく聞きたい方にも向いています。
一方で土日休診や診療時間が限られているクリニックが多く週末や夜間に受診できないケースがあります。
待ち時間が長くなることも珍しくなく半日以上かかってしまうこともあるでしょう。
待合室で知り合いに会ってしまうリスクも考慮する必要があります。
オンライン診療で処方・配送してもらう
オンライン診療を利用すれば自宅にいながら医師の診察を受けてアフターピルを届けてもらえます。
スマートフォンやパソコンがあれば24時間いつでも診察を受けられるサービスもあり深夜や週末でも対応してもらえます。
自宅から一歩も出ずに済むため人目を気にする必要がなくプライバシーを守りながら処方を受けられます。
品名を「サプリメント」や「日用品」と記載して発送してくれるサービスが多く家族にバレにくい配慮もされています。
デメリットとしては配送に時間がかかる点が挙げられます。
通常配送だと届くのは翌日以降になるため時間との勝負になりますがバイク便を利用すれば最短1時間で届けてもらえるサービスもあります。
120時間用のエラを選べば通常配送でも時間的な余裕を持てるためオンライン診療との相性は良いといえるでしょう。
対面診療/オンライン診療/薬局・ドラッグストアそれぞれのメリットデメリット比較
アフターピルの入手方法にはそれぞれメリットとデメリットがあります。
自分の状況に合った方法を選ぶために各方法の特徴を比較してみましょう。
【入手方法別の比較表】
| 項目 | 対面診療 | オンライン診療 | 薬局(試験販売) |
|---|---|---|---|
| 受け取りまでの時間 | 即日(その場で) | 最短1時間〜翌日 | 即日(その場で) |
| 診療時間 | 平日日中が中心 | 24時間対応あり | 営業時間内 |
| プライバシー | 待合室で会う可能性あり | 自宅で完結 | 薬局で購入 |
| 費用 | 8,000円〜20,000円程度 | 8,000円〜15,000円程度 | 7,000円〜9,000円程度 |
| 120時間用エラ | 取扱いあり | 取扱いあり | 取扱いなし |
| 年齢制限 | なし | サービスによる | 16歳未満不可 |
| 身分証明書 | 不要な場合が多い | 不要な場合が多い | 必須 |
| アンケート回答 | 不要 | 不要 | 必須 |
急いでいる方や72時間を過ぎてしまった方にはオンライン診療で120時間用エラを処方してもらうのがおすすめです。
薬局の試験販売は価格が比較的安いですが対象店舗が限られており手続きも必要なため利便性ではオンライン診療に軍配が上がります。
アフターピルを処方してもらえるおすすめオンライン診療クリニック
オンライン診療でアフターピルを処方してもらえるクリニックはいくつかありますがサービス内容や価格はそれぞれ異なります。
ここでは特におすすめのオンライン診療クリニックを3つ紹介します。
【24時間受診可能・安い・早い・未成年OK】エニピル
エニピルは24時間365日診療に対応しており深夜や早朝でもすぐに医師の診察を受けられるオンライン診療サービスです。
LINEで問診に回答するだけで最短30分以内に医師から電話がかかってくるためスピーディーに処方を受けられます。
120時間用のエラを10,978円(税込)で処方しており診察料が無料のためトータルコストを抑えられるのが魅力です。
※初回購入時のみ3,300円(税込)がかかります。
バイク便を利用すれば対象エリア内で最短1時間で届けてもらえるため急いでいる方にもおすすめできます。
通常配送でも15時までの決済で当日発送され翌日には届きます。
18歳未満でも保護者の同伴なしで処方を受けられるため学生さんでも利用しやすいサービスです。
コンビニ後払いにも対応しているため手元にお金がなくても安心して利用できます。
【エニピルの基本情報】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 診療時間 | 24時間365日 |
| バイク便対応エリア | 東京都・神奈川県・埼玉県(戸田市、和光市、川口市、草加市)・千葉県(千葉市、浦安市、市川市、船橋市、習志野市) |
| バイク便送料 | 9,900円(税込) |
| 通常送料 | 550円(税込) |
| 診察料 | 無料 |
| 72時間用(レボノルゲストレル) | 10,978円(税込) |
| 120時間用(エラ) | 10,978円(税込) |
※初回購入時のみ3,300円(税込)がかかります。
【当日発送・最短翌日にお届け】スマルナ
スマルナはアプリで完結するオンライン診療サービスで累計100万ダウンロードを超える実績があります。
アプリ上で医師とチャットでやり取りしながら診察を受けられるため電話が苦手な方にも向いています。
18時までの決済で当日発送され最短翌日には届きます。
72時間用のレボノルゲストレル錠を中心に取り扱っており価格は9,480円(税込)からとなっています。
定期便プランなど低用量ピルのサービスも充実しているため今後継続的に避妊を考えている方にもおすすめです。
ただし120時間用のエラは取り扱いがないため72時間を過ぎてしまった場合は他のサービスを利用する必要があります。
【最安】Mederi
Mederiは低価格でアフターピルを処方してもらえるオンライン診療サービスです。
72時間用のアフターピルを比較的安価に処方してもらえるためコストを重視する方に向いています。
LINEで予約から診察まで完結できるため手軽に利用できます。
ただし診療時間が限られている場合があるため深夜や早朝に急いでいる方は24時間対応のエニピルのほうが向いているでしょう。
120時間用のエラを処方してもらいたい場合や最短で届けてほしい場合はエニピルがおすすめです。
オンライン診療の診察の流れ
オンライン診療でアフターピルを処方してもらう流れは以下のとおりです。
STEP1:予約・問診票の入力
公式サイトやアプリから予約を行い問診票に回答します。
性行為の日時や最終月経日、アレルギーの有無などを入力します。
入力は数分で完了するため難しいことはありません。
STEP2:医師による診察
問診票の内容をもとに医師が診察を行います。
電話やビデオ通話、チャットなどサービスによって診察方法が異なります。
診察時間は約5分程度で完了することが多いです。
STEP3:決済・配送手続き
診察後に決済を行いお薬が発送されます。
クレジットカードやコンビニ後払いなど支払い方法を選べるサービスが多いです。
バイク便や通常配送など配送方法も選択できます。
STEP4:お薬の受け取り・服用
届いたお薬を速やかに服用します。
届いたらできるだけ早く服用することで避妊効果が高まります。
よくある質問
アフターピルはどんな種類がありますか
アフターピルには主に72時間用と120時間用の2種類があります。
72時間用にはノルレボやレボノルゲストレル錠があり性行為から72時間以内の服用が推奨されています。
120時間用にはエラ(エラワン)があり性行為から120時間(5日)以内まで有効です。
薬局の試験販売で購入できるのは72時間用のレボノルゲストレル錠のみで120時間用のエラはクリニックやオンライン診療で処方を受ける必要があります。
アフターピルはどんな副作用が出ますか?
アフターピルの主な副作用としては吐き気、頭痛、腹痛、倦怠感、めまい、不正出血などが挙げられます。
これらの症状は一時的なもので多くの場合は数時間〜数日以内に自然におさまります。
服用後2時間以内に吐いてしまった場合はお薬が十分に吸収されていない可能性があるため医師に相談してください。
アフターピルを飲むタイミングはいつがいいですか?
アフターピルは性行為後できるだけ早く服用することが大切です。
服用が早ければ早いほど避妊効果が高まります。
72時間用でも120時間用でも届いたらすぐに服用してください。
食事の有無は関係なくいつでも服用できます。
アフターピルを処方してもらった方がいいのか迷っています
避妊に失敗した可能性がある場合は念のためアフターピルを服用しておくことをおすすめします。
コンドームが破れた、外れた、つけ忘れた、膣外射精だったなど少しでも不安がある場合は早めに対処したほうが安心です。
迷っている時間がもったいないため心配であれば医師に相談してみてください。
アフターピルを飲まなかったらどうなりますか?
アフターピルを服用しなかった場合は妊娠する可能性があります。
妊娠するかどうかは排卵のタイミングによって異なりますが確率を下げるためにはアフターピルを服用することが有効です。
服用しないまま時間が経過すると手遅れになってしまうため早めに決断することが大切です。
オンライン診療の受診は親にバレますか?
オンライン診療は保険証を使わない自由診療のため保険の明細が届いて親にバレるリスクはありません。
品名を「サプリメント」や「日用品」と記載して発送してくれるサービスが多く届いた荷物を見られてもバレにくい配慮がされています。
自分のスマートフォンで受診すればやり取りの履歴も残りません。
まとめ
2025年現在マツモトキヨシではアフターピルを購入することはできません。
一部の薬局で試験販売が行われていますが対象店舗は限られておりアンケート回答や身分証明書の提示が必要です。
試験販売では72時間用のレボノルゲストレル錠しか購入できないため72時間を過ぎてしまった場合はオンライン診療で120時間用のエラを処方してもらいましょう。
エニピルは24時間365日対応で診察料無料、最短30分で診療を開始できるためおすすめです。
バイク便を利用すれば最短1時間で届けてもらえるため急いでいる方でも安心です。
アフターピルは早く服用するほど効果が高まるためできるだけ早く行動することが大切です。
迷っている時間があれば今すぐオンライン診療を予約して不安を解消しましょう。

