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アフターピルの期限の72時間が過ぎた場合の対応は?120時間ピルのエラでも大丈夫?

2025-12-24記事,ピル

「アフターピルを飲もうと思っていたけれど、72時間を過ぎてしまった」「もう手遅れなのでは?」と不安を感じている方もいるのではないでしょうか?

一般的なアフターピル(ノルレボ・レボノルゲストレル)は72時間以内の服用が推奨されていますが、72時間を過ぎたからといって諦める必要はありません

120時間以内であればエラワン(エラ)という別のアフターピルで十分な避妊効果が期待できるためです。

また、120時間以内であれば銅付き子宮内避妊具(避妊リング)を装着する方法も選択肢のひとつです。

本記事では、72時間を過ぎた場合の対処法、アフターピルの種類ごとの効果、120時間用エラワンの特徴についてお伝えします。

アフターピルの服用が72時間をすぎたらどうする?対処法

アフターピルの服用が72時間を過ぎてしまった場合でもまだ対処法はあります

72時間用のアフターピルは妊娠阻止ができる確率は下がりますが72時間を過ぎても避妊効果があり、120時間以内であればエラ・エラワンの服用や避妊リングの装着など、妊娠を防ぐ手段が残されています

ここでは、72時間を過ぎた場合に取れる3つの対処法についてお伝えします。

72時間以内服用のアフターピルを飲む

72時間をわずかに過ぎた程度であれば72時間用のアフターピルでも一定の効果が残っている可能性があります

ノルレボやレボノルゲストレルは72時間以内の服用が推奨されていますが、72時間を超えた瞬間に効果がゼロになるわけではありません

時間の経過とともに避妊効果は低下していきますが、73時間や74時間であればまだ服用する意味はあるでしょう。

医師に経過時間を正確に伝え72時間用で対応できるか120時間用に切り替えるべきか判断してもらうことが大切です。

手元に72時間用のアフターピルがある場合でも自己判断で服用せず医療機関に相談することをおすすめします。

少しでも妊娠リスクを下げるために迷っている時間があればすぐに行動に移しましょう

120時間以内服用のアフターピルを飲む

72時間を過ぎてしまった場合120時間用のエラやエラワンが有効な選択肢となります。

エラワンは性行為から120時間(5日間)以内であれば避妊効果が期待できるお薬です。

有効成分はウリプリスタール酢酸エステルで、72時間用のレボノルゲストレルとは異なる作用の仕組みを持っています。

72時間を超えた時点でも120時間以内であればエラワンを服用することで妊娠を防げる可能性があります

日本では未承認のお薬ですがオンライン診療や一部の医療機関で自由診療として処方を受けることが可能です。

72時間を過ぎてしまっても諦めず、エラを処方してもらえる医療機関を探しましょう

120時間以内に避妊リングをつける

アフターピル以外の方法として銅付き子宮内避妊具(IUD・避妊リング)を装着する選択肢もあります。

銅付きIUDは性行為から120時間以内に装着することで、緊急避妊の効果が期待できます

銅イオンが精子の運動能力を低下させ受精を妨げる作用があるとされています。

避妊成功率は99%以上と非常に高くアフターピルよりも確実性が高い方法です。

ただし装着には産婦人科での処置が必要であり、費用も4万~7万円ほどするためよく検討することが重要です。

緊急避妊目的でのIUD装着を希望する場合は、事前に対応可能な医療機関を確認しておく必要があります

アフターピルの服用が72時間を超すとどれくらい避妊率が落ちる?

アフターピルの避妊効果は服用までの時間が長くなるほど低下していきますが、ノルレボだと特に効果低下が顕著です。

72時間用のノルレボの場合24時間以内の服用で約95%の妊娠阻止率ですが、72時間以降では約63%まで下がります

120時間用のエラであれば72時間を超しても95%以上の避妊率があり安心です。

【服用タイミング別の避妊率比較】

服用タイミング ノルレボの避妊率(目安) エラの避妊率(目安)
24時間 99.5% 99.5%
25~48時間 98.4% 98.0%
48~72時間 97.9% 97.0%
120時間 63.0% 95.0%

ただし120時間用であっても時間とともに効果は下がるため、72時間を過ぎていてもできるだけ早く服用することが大切です。

「72時間を過ぎたから意味がない」と諦めるのではなく、残された時間内で最善の対応を取りましょう

72時間を過ぎてもアフターピルを飲んだ方がいい理由

72時間を過ぎてしまった場合でもアフターピルを服用する意味はあります

「もう遅い」と何もしないよりも、できる対処をした方が妊娠リスクを下げられる可能性があります

ここでは72時間を過ぎてもアフターピルを飲んだ方がいい理由をお伝えします。

避妊効果が完全になくなるわけではないため

72時間を過ぎても避妊効果が完全にゼロになるわけではありません

72時間用のノルレボであっても72時間を少し超えた程度であれば一定の効果が残っている可能性があります

排卵のタイミングは個人差があり、まだ排卵が起きていなければ排卵抑制の効果が期待できるケースもあるでしょう。

アフターピルを服用しなかった場合の妊娠リスクと比較すれば、遅れてでも服用した方が妊娠を防げる可能性は高まります

「飲んでも意味がない」と自己判断で諦めてしまうのが、最も避けるべき選択です。

医師に相談すれば、経過時間に応じた最適な対応をアドバイスしてもらえます。

より服用期限が長いアフターピル(エラ)があるため

72時間を過ぎてしまった場合でも120時間用のエラ(エラワン)という選択肢があります

72時間を超えた時点でも、ノルレボより高い避妊効果を維持するというデータが報告されています

もしノルレボを処方してもらったけど72時間以内に服用が間に合わなかった場合、再受診してエラを処方しなおしてもらうという選択肢もあります。

120時間以内であれば、すぐにエラを取り扱っている医療機関に相談しましょう

72時間服用と120時間服用のアフターピルの違い

アフターピルには72時間用と120時間用があり、それぞれ特徴が異なります

値段、効果時間、避妊成功率、副作用の4つの観点から違いを比較してみましょう。

自分の状況に合ったお薬を選ぶ参考にしてください。

値段

72時間用と120時間用では、値段に差があります

【アフターピルの価格相場】

種類 価格相場
ノルレボ(先発品) 10,000円~15,000円
レボノルゲストレル(ジェネリック) 8,000円~10,000円
エラワン(先発品) 10,000円~15,000円
エラ(ジェネリック) 10,000円~15,000円

72時間用のジェネリック(レボノルゲストレル)が最も安価で、8,000円程度から処方を受けられる医療機関もあります

エラやエラワンは日本では未承認のため取り扱いクリニックが限られており、やや高めの価格設定となっています。

費用を抑えたい場合は72時間用のジェネリックが選択肢となりますが、72時間を過ぎている場合はエラ、エラワン一択となるでしょう。

経過時間と費用のバランスを考慮して医師と相談しながら選ぶことをおすすめします。

効果時間

72時間用と120時間用では、有効な服用期限が異なります

【アフターピルの有効時間】

種類 有効時間
ノルレボ(先発品)、レボノルゲストレル(ジェネリック) 72時間(3日間)以内
エラワン(先発品)、エラ(ジェネリック) 120時間(5日間)以内

72時間用は性行為から3日以内、120時間用は5日以内に服用する必要があります。

どちらも期限内であれば早く服用するほど効果は高まりますが、エラとエラワンの方が時間的な余裕があります

時間の経過とともに選択肢が狭まっていくため、気づいた時点で早めに行動することが大切です。

妊娠阻止率

妊娠阻止率はエラの方が高いと言われています。

【妊娠阻止率の比較】

120時間用(薬剤名:エラ) 72時間用(薬剤名:ノルレボ)
妊娠阻止率[1] 99.1%※妊娠率0.9% 98.3%※妊娠率1.7%

服用できる時間が長く、妊娠阻止率もより高いことから、多くの場合はエラの方が推奨される傾向があります

ただし、ノルレボに比べてエラは数千円ほど高く設定されているクリニックが多いため、費用とのバランスを考えて選ぶことも大切です。

最近ではノルレボと同じ価格帯でエラを処方している医療機関も増えてきているため、予算や状況に合わせて最適な方を選びましょう

副作用

72時間用と120時間用で主な副作用に大きな差はありません

どちらのお薬でも、吐き気、頭痛、倦怠感、不正出血などの副作用が起こる可能性があります

これらの症状はホルモンバランスの変化によって起こる一時的なもので、多くは服用から24時間以内に治まります

ただし、エラ(エラワン)の方がノルレボより吐き気の副作用が少ないことが知られており、「気持ち悪くなりにくい」という点で選ばれるケースも増えています。

特に吐き気に関してはアフターピルの効果にも大きく関わります。

服用後2時間以内に嘔吐してしまうと、薬が十分に吸収されず、避妊効果が弱まってしまう可能性があるためです。

その点吐き気が出にくいエラは「飲んだ後に吐いてしまうリスクが低い」というメリットがあり、薬の効果を確実に働かせたい方にも向いています。

過去にノルレボで強い吐き気が出た方や、体質的に吐きやすい方でも選びやすいアフターピルです。

120時間以内服用のアフターピルが処方できるクリニック

120時間用のエラワン(エラ)は、すべての医療機関で取り扱っているわけではありません

日本では未承認のお薬のため、処方可能な医療機関が限られています

ここでは、エラワンを処方できる主なクリニックをご案内します。

エニピルは24時間365日診療に対応したオンラインクリニックで、120時間用のエラと72時間用のノルレボどちらも取り扱っています。

72時間を過ぎてしまった方でも、すぐにエラを処方してもらうことが可能です。

まとめ

アフターピルの服用が72時間を過ぎてしまった場合でも、諦める必要はありません

120時間用のエラワン(エラ)であれば、性行為から5日間以内なら避妊効果が期待できます

72時間用のレボノルゲストレルも、72時間を少し過ぎた程度であれば一定の効果が残っている可能性があります

また、銅付き子宮内避妊具(避妊リング)を120時間以内に装着する方法も選択肢のひとつです。

  • 72時間を過ぎても120時間用のエラなら高い避妊効果が期待できる
  • 72時間用でも少し過ぎた程度なら一定の効果あり
  • 銅付き避妊リングも120時間以内なら選択肢になる

「もう遅いから意味がない」と自己判断で諦めず、残された時間内でできる対処を取ることが大切です。

72時間を過ぎてしまった方は、エラワンを取り扱っている医療機関にすぐ相談しましょう

不安なことがあれば、医師に状況を伝えて最適な対応をアドバイスしてもらうことをおすすめします。

2025-12-24記事,ピル

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