アフターピルが保険適用外なのはなぜなのか?全額負担時の値段についても紹介
避妊なしの性行為により、アフターピルが必要となった場合、医療機関を受診もしくはオンライン診療を利用する方法があります。
アフターピルは1回服用すれば排卵を抑制し、妊娠の阻止が期待できる薬です。
保険適用外の扱いであるため、1回の処方でも高額費用となってしまうのが難点です。
本記事では、なぜアフターピルが保険適用とならないのかについて解説します。
全額負担の際はどれくらいの価格になるのかも紹介するので、参考にしてみるとよいでしょう。
アフターピルを処方してもらう前に、今の自分の状況を客観的に整理するのも大切です。
エニピルではアフターピルに関する専門家が24時間待機しており、ご自身のタイミングで相談できます。
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アフターピルは保険適用外なのはどうしてなのか
アフターピルは病気の治療で服用するものではなく、避妊を目的とした薬剤であるため、健康保険が適用されていません。
低用量ピルは子宮内膜症に対しての「治療」目的で使用されることから保険適用されます。
しかし「避妊」目的の場合は、アフターピルと同様に保険適用外です。
アフターピルの処方はどの医療機関でも全額自己負担であり、現時点では残念ながら保険による費用軽減策はなく、10割負担は避けられない状況にあります。
保険適用されないのなら、できるだけ負担や手間、入手までにかかる時間を減らす方法を選ぶことが大切です。
最短30分で診察まで完了できるエニピルを利用すると、予約から診察、決済まで自宅で完結します。
薬の受け取りも自宅にいれば簡単にでき、不安なことや疑問があらわれたら24時間いつでもLINEで相談することも可能です。
すぐにでも専門家に相談したい、今すぐアフターピルがほしいという方は、まずエニピルのLINE公式アカウントを登録してその旨を伝えましょう。
保険適用になることはある?
アフターピルが保険適用になるケースは一切ありません。
「例外として保険適用になることもあるのでは?」と思う方もいますよね。
健康保険は病気やケガの治療に適用される制度であり、避妊のための薬は対象外とされています。
そのためアフターピルは、どのような状況でも自費診療扱いとなり、保険が使える例外はないのです。
性暴力被害でアフターピルが必要になった場合でも、健康保険が適用されることはありません。
しかし警察に被害を届け出た場合、公費負担される制度が利用できるケースはあります。
どのような状況でも、費用は全額自己負担になると考えておきましょう。
アフターピルは保険適用外で値段はどれくらい?
アフターピルを自費で処方してもらう際の費用は、診察料などを含めると1回あたりおおよそ1万5,000円~2万円が一般的です。
値段は選ぶ薬の種類や処方する医療機関によって異なり、薬だけの値段を見ても効果が長い「エラ」は「レボノルゲストレル」より高額になる傾向があります。
【アフターピルのそれぞれの相場価格】
薬剤名 | エラ(ウリプリスタール) | レボノルゲストレル錠 |
---|---|---|
相場価格(1回当たりの税込値段) | 11,000円 | 9,900円 |
妊娠阻止率 | 98% | 97% |
服用方法 | 性交後120時間以内に1錠服用 | 性交後72時間以内に1錠服用 |
効果時間が長いエラの方が、若干ではありますが妊娠阻止率も高いため、できればしっかり効く薬を選択したいですよね。
エニピルではエラとレボノルゲストレルの2種類がともに同じ料金で提供されています。
費用差を気にせず、自分が本当に必要としている薬を選べるため、経済的な不安を減らすことにもつながるでしょう。
「どちらが自分に合っているの?」と不安になっている方は、エニピルの公式LINEアカウントから専門家にチャット形式で相談ができます。
もし今お悩みであれば、ぜひ相談してみてくださいね。
アフターピルを保険適用外で入手する方法
アフターピルは医療用医薬品であるため、以下のような方法で入手が可能です。
基本的には、医師の診察(対面診療またはオンライン診療)を受けて処方してもらうのが必須で、医師の関与なしにはアフターピルを入手できない仕組みになっています。
しかし2023年から医師の関与なしで一部の薬局で薬剤師の判断による入手が可能になりました。
試験的に行っている販売方法であるため、購入までのステップに手間がかかるというデメリットがあります。
時間に関係なく、手間もかからない方法を利用するならオンライン診療がおすすめです。
深夜や医療機関の長期休診であっても、オンライン診療サービスを使えばいつでも自宅でアフターピルを手配可能です。
特にエニピルの場合、24時間いつでも専門家に相談でき、最短翌日に薬を届けてもらうこともできます。
アフターピルは早く服用するほど効果が高いため、迷わず行動することが大切です。
もし今すぐほしいけど深夜や早朝、もしくは祝日や休日で医療機関を受診できない状況であれば、エニピルのLINEアカウントから専門家に今の状況を相談してみてください。
オンライン診療で自宅から入手可能
オンライン診療を利用すれば、自宅からスマートフォンやパソコンを通じて医師の診察を受け、スマートにアフターピルを入手できます。
薬も受け取りも対面で行う必要はなく、郵送でポストインで済みます。
アフターピルを服用することを自分以外の誰にも知られないようにできるためおすすめです。
またオンライン診療であれば時間に関係なく診察の予約ができます。
診察時間が24時間のサービスもあるため、深夜や早朝であっても予約から1時間もかからずに診察を受けられるケースもあるため、迅速な対応を求めている方こそ使うべきです。
産婦人科など対面処方で入手可能
産婦人科などの体面受診であれば、医師に事情を説明して処方せんを出してもらう形で、その場で薬を受け取ることが可能です。
対面診察では最後に生理がいつだったかなど簡単な問診がオンライン診療同様にありますが、すぐに薬を処方してもらえます。
緊張するかもしれませんが、医師は状況を理解して迅速に対応してくれるので安心です。
多くの産婦人科クリニックは予約なしでも当日対応してくれます。
しかし医療機関へ行くまでの時間や交通費、医療機関での待ち時間などがあると薬の受け取りまで時間がかかり、精神的負担を感じる方もいます。
「時間がかかってもいいから絶対に当日にほしい」という方は産婦人科での処方が確実と言えるでしょう。
一部の薬局では保険証なしで入手可能
一部の薬局では厚生労働省の実証研究として、条件を満たしていれば試験的に販売が認められています。
2023年11月から全国約336か所で処方せんなしの試験販売が始まり、購入希望者は同意書に記入した上で薬を受け取る仕組みになっています。
対象の薬局が近くにあれば、医師の診察なしでその場で入手できるため非常に助かりますが、まだ利用できる薬局はごくわずかです。
購入時には薬局へまず電話をし、薬局へ着いたら薬剤師による質問や説明が行われます。
アンケートへの回答など一定の手続きが必要となるため、かなりのステップを要します。
マツキヨなどのドラッグストアでは入手不可
マツモトキヨシなど大手ドラッグストアでは、アフターピルを店頭で購入することはできません。
海外では薬局で緊急避妊薬を購入できる国もありますが、日本では現時点で一定の条件以外に医師の介在なしに入手することはできないのが現状です。
店頭でいくら探しても見つかることはなく、薬剤師に尋ねても病院で処方してもらうよう勧められるだけでしょう。
深夜に慌てて薬局に駆け込んでも買えない現実に、戸惑う方もいるかもしれませんが、無駄に時間を費やさないよう、最初から医療機関やオンライン診療を利用して確実に入手することが大切です。
アフターピルの保険適用外に関するよくある質問
アフターピルの保険適用外に関して、よくある疑問にお答えしますので参考にしてください。
あらかじめ対応策を知っておけば、いざというときに落ち着いて対処できるでしょう。
アフターピルは保険適用されますか?
現状アフターピルが健康保険の適用を受けることはありません。
健康保険は病気やケガの治療を対象とする制度であり、避妊を目的とした薬はすべて自費診療扱いとされているためです。
そのため、どのような状況でも費用は全額自己負担になると考えておきましょう。
アフターピルは全額自己負担ですか?
アフターピルの費用は全額自己負担です。
健康保険が適用されない自由診療のため、どの医療機関でも薬代や診察料も含めた料金が自己負担となります。
通常はアフターピルの薬代だけで1万円前後かかり、これに初診料や診察料が3,000円~6,000円ほど加わるため、合計で1〜2万円程度の自己負担になるケースが一般的です。
経済的負担が大きいと感じるかもしれませんが、必要な費用だと割り切って早めに用意しておくことが大切です。
アフターピルの診療代はいくらですか?
診察料は医療機関によって異なりますが、初診料として3,000〜6,000円程度かかるケースが一般的です。
対面診療の医療機関では、夜間や休日に受診すると夜間料金などが加算され、平日昼間より診察料が高くなるケースもあります。
オンライン診療の場合では、診察料が無料のところもあれば1,000円~2,000円かかるところもあります。
事前に診察料の有無や金額を確認しておけば、予想外の出費に戸惑わずに済むでしょう。
ノルレボ錠は保険がききますか?
ノルレボ錠は、アフターピルとして用いられる医薬品のひとつですが、保険の適用を受けることはできません。
アフターピルのひとつであるノルレボは、治療ではなく緊急避妊を目的として使用されるため、健康保険制度の適用範囲外とされています。
病気やケガの治療を目的とする医療行為には保険が適用されますが、避妊や予防目的の薬は原則として自費診療扱いになります。
アフターピルが保険適用外でも正しく知って安心して行動を選ぼう
アフターピルは治療ではなく避妊を目的として服用する薬であるため、保険適用になりません。
避妊に失敗したあと、保険が使えないと知って戸惑うかもしれませんが、その後の選択肢を知っておくことで、冷静に行動できるようになります。
アフターピルは産婦人科やオンライン診療などさまざまな方法でアフターピルを入手できます。
深夜や祝日など、医療機関を受診できないタイミングに避妊に失敗してしまった際は、LINEで相談から配送まで完結できるエニピルを利用するのがおすすめです。
保険適用外ではありますが、診察料が0円で薬代と送料だけで利用できるため、医療機関を受診して診察料を支払うより費用面で無理なくアフターピルを入手できるでしょう。
「保険がきかないから…」と悩むよりも、自分を守る選択を落ち着いて取ることが大切です。
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